限界ヲタク、トリップしました。【ツイステ】 (ページ3)

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おたくがふたりページ3

Aside

目を覚ますと、そこは暗くて狭い場所だった。

ん？？目を覚ました？？？私死んだのではないのか？？？？

状況が全く読み込めずしばらく熟考していると閉じ込められていた場所の蓋が空いた。

あ、蓋開くんだ〜〜〜って驚いてたらなんだか見覚えのある顔が覗き込んできた。

？？？「おや？もうお目覚めでしたか。次は貴方の番で…………って貴方、女性ですよね！？！？」

『えっ、えっと、はい、女だと思いますけど……』

？？？「手違いか何かなんでしょうか……。いや、でも馬車が間違えるはずがない！！さあ、はやく鏡の前に行って寮分けをしてください。」

『あ、はい……』

んんんんん、なんっっっっか見たことあるし聞いたことあるんだなあ、、、、、

そうしてなんだっけなんだっけと思いながら歩いていると突然答えを思い出した。

『あ！！！！！学園長だ！！！！！！』

誰も喋っていなかった入学式の会場では、私の声はとてもとても、そりゃあよく響いた。

『ｱｯ………………ｯｽｰｰｰｰｰｰ』

早歩きで鏡の前に行くと、ガチャの時の顔が出てきた。

鏡「汝の名を告げよ」

『A・フローレスです』

フローレス？？？フローレスってなんだ？？？今勝手に言ったな？？？おいこらこの唇は不良品なんか？？？お？？？

内心荒れ荒れクレーマー状態だったが、平然を装って有栖ちゃんお得意ポーカーフェイスで貫き通した。

てか鏡答えるのバカ遅くないか？？？もう軽く50分は経ってるよ！！！！

まあそれは盛ったけど！！！！！！！！

鏡「汝の魂の形は……わからぬ」

『え？』

クロウリー「なんですって？」

鏡「魂の形が毎分毎秒不規則に変化していく。何か強い魔力の波長を感じる一瞬もあるけれど、全く感じない一瞬もある。」

『え、え、どういうこと？？どうすればいいの？？』

クロウリー「そんなの前代未聞です！！ありえない！！！」

『いやそれを私に言われましても…………』

クロウリー「はあ……特に適性の強いものは無いんですか？」

鏡「そうだな……強いて言うなら……サバナクロー寮かディアソムニア寮だろう。」

『サバナかディアソムニア……ラギーくんかリリアちゃん……選べんやろ……(小声)』

クロウリー「ふむ……取り敢えず式が終わるまでに考えておいてください。次の方ー！！！」

『意外と雑なんですね。』