流石に一旦まずったかも。 (ページ22)

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18.お前らの思考なんてページ22

l「いや、カスはなんかじゃない？？」

ぎゃあぎゃあいう赤髪の言葉を無視して
目の前のメッシュを見る

『何。手、離してくんないの？』

m「あー、ごめんな？ちょ〜っとミスってしもたわ」

気色の悪い笑みを浮かべた男に背筋が凍りそうになる。
コイツはどうやら魅了系の能力らしい。

『引っかかんねぇよ。』

と目の前のやつにだけ
聞こえるように言って緩んだ手を振り払った。

k「…」

あーあ。だるすぎ。
目の前のメッシュの奥にあるすこやちゃんに声をかける

『すこやちゃん、連絡入れてね。コイツら来た時は』

s「えー！めんどくさｯ！」

『…お願いできない？』

s「、ぅ…も〜！しょうがないなぁ！特別だからね？！」

『ありがと。』

ちょっとしゅんとした顔すればイチコロである。

すこやちゃん、ちょろいから…。

でも、メッシュはまだ目の前にいる。

なんだコイツまじで。
と思っていれば、後ろから褐色肌の銀髪が来る。

i「酷いなー、てかなんで俺らの連絡無視すんの？」

ハァ？

『んで、お前らの連絡見なきゃいけないワケ？お前らと連絡先交換した覚えも許可した覚えもないから。』

もうブロック済みだっつうの。

はぁ。これだからお坊ちゃんどもの思考回路は嫌いなんだ。

お前らの思考なんて読みたくもねぇし
おもちゃになるつもりもねえっての。

お坊ちゃんは幼馴染で充分だわ。