流石に一旦まずったかも。 (ページ20)

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16.またでたページ20

「こら！A！」

「は、星川、？」

「緑仙さんのこといじめちゃダメでしょ！ご機嫌斜めなのは分かってるから！」

まるで私が悪いみたいな言い方をするサラ。

『明那のせい。』

イラッとして明那のせいにすればまた怒られる。

「こら！謝んなさい！！」

『ﾁｯ、…ごめん。』

サラの制服の部分を少し掴んで小さな声で謝罪する。
サラは怒るとめんどくさいからやだ。

「まって？A可愛すぎん？？？」

「星川？？？」

『喋りかけんな』

ベッと舌を出して本を押し付け、サラを連れて教室を出る。Eクラスの奴らはビクビクと震えながら戻っていった。

「可愛い〜！Aがご機嫌斜めなん久々じゃない？！」

廊下に出て歩いてみればふわりと私の前に立ちニヤニヤと笑う。

チョップをしてから本校舎の方に向かう。

「いった！！何すんのさ！！」

『うるさいうるさい。』

「もー！てか、Aからもらったブレスレットが光るから何かと思えばま〜た能力使ったな？」

『明那に連絡先ばら撒かれて、アイツに売られて、変な四人組に追いかけられてイラついた』

「あー、それは殴っていいよ。」

急にすんとなるサラに思わず失笑する。

「で、どこ向かってんの？保健室？」

『うん。』

「ふーん、あんまサボんないようにね！私教室戻るから。」

1人になってもなお、歩き続ける。

突き当たりを右に曲がり保健室に向かう

保健室の扉は少し開いていて
中からすこやちゃんの声が聞こえる。

『すーこやちゃん。遊びにきたー』

「待って、！入ってきちゃダメ！」

すこやちゃんのガチめの制止する声に思わず止まるが

『え、』

「あ」

「やっほ〜」

うっわ、仲良し4人組じゃん。カスかよ。

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２話めにprofileを書きました。
変更する可能性もありますが、一応目を通して欲しいです。