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「 あ〜ねむ 」
ぐいーっと伸びをして、窓から見える夕焼けに目を移した。
久しぶりに来た図書室
なんだかんだで思い出の場所。
最近は幸せに浸りすぎて
受験勉強が疎かになってたからね。やらないと。
でももう帰る時間かな？
机の上を片付けていた時
ガラッと、ドアが開いて
一人の男の人が入ってきた。
...さっさと帰っちゃお。
すっと横を通り過ぎかけた時
「 うわっ 」
腕を掴まれて、引き止められた。
え…なに…
振り返ると、その人の表情は微笑んでいて
悪い人ではないらしく安心した。
「 えっと…？」
『 Aちゃん、だよね？』
「 あ、はい 」
もっと嬉しそうに微笑んだかと思うと
今度は手を握られた。
「 あ…それは… 」
『 俺、碧斗(あおと)って言います！』
ぶんぶん、と振られる手。
…何この元気な人
「 はい… 」
碧「 Aちゃん、やっぱり可愛いね 」
「 は？」
碧「 ん？」
…
え、なにこの人そっち？
碧「 話したかったんだよ〜、ずっと 」
え、
碧「 ていうか好き！Aちゃんのこと！」
「 え、いや私… 」
碧「 手越祐也でしょ？彼氏 」
いや知ってるなら…
てか、そういう感じじゃなかったからびっくりした
まさかの告白なのね。
「 まあそういうことなので… 」
碧「 え？嫌だよ！」
「 嫌？」
待ってこの人読めない。
大体 告白なんて久しぶりなんだけど
祐也くんが彼氏になってからされなかったのに。
「 とにかく、離して… 」
帰りたいし、手繋ぎたくないし、
絶対この人苦手だし
そう思った時
すっと私の隣に人影が現れて
ガン！と 碧斗さんの腕を上から殴った。
「 …？！」
碧「 いっ！！！」
バッと隣を見ると
冷たい表情で 碧斗さんを見下ろしてる祐也くんがいて
手「 馬鹿かお前 」
そう吐き出した。
碧「 …はっ？」
手「 誰に触ってんの 」
碧「 いや、Aちゃ 」
手「 え？もう一回殴られたいの？なんでAって呼んでんの？」
...
わあ、久しぶりに祐也君が怒ってるの見た。
さすがにビビってる碧斗さん。
で、もちろん私もビビってる。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
