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放課後______
チャイムが鳴り少し教室で待っていると音を立てて開くドア。
手「 A、帰ろ 」
いつもの祐也くんのお迎えだ。
「 うん！」
残っている数人の友達にバイバイ、と声をかけて
小走りに祐也くんへと向かう。
なんだか今日は、変に気分がいいな。
いつも手を出してくれるけどそれを待たずに繋ぐと
手「 なんかあった？笑 」
上から優しい声が降ってくる。
「 何にもないけど、なんか楽しい 」
手「 なんだよそれ。笑 」
ほんとなんだろうな
分かんないけど
「 今日、祐也くんのお家行く 」
すごく離れたくない。
手「 今日？」
「 うん、、ダメ？」
手「 …あー 」
いつもなら、来てって言うぐらいだし
きっと喜んでくれると思ったのに
何故か言葉を濁して、悩んでいる。
「 ...ダメなら、いいよ 」
本当は嘘だけど。
��いや、おいで��って言ってくれないかな。なんて
手「 ん、ごめん 」
「 … 」
もうちょっと頼み込めば良かったのかな
あからさまにしゅんとしてしまう。
手「 ごめんって 」
「 …ん〜〜 」
ほんとにほんとに、甘えたい日だったのに。
手「 今から用事あるから、な？」
「 それ私も一緒に行っちゃダメなの？」
手「 んーダメ 」
「 …なんで〜 」
諦めの悪い私を子供っぽいと笑いながら
頭を撫でられる。
手「 まじで今日は珍しい日だな 」
「 う〜 」
気付けば私の家が見えていて
分かっていても足が止まってしまう。
用事あるんだから
しっかりしてよA。
言い聞かせても
振り返って、優しく微笑む祐也くんが
好きすぎて離れたくなくて心が痛い。
「 祐也くん〜〜っ 」
もう諦めないと、今日はこれで最後。
そう言い聞かせて
ぎゅっと抱きつくと ははって笑い声が聞こえる。
手「 可愛すぎだって 」
「 …でも連れてってくれないんでしょ？」
手「 それとこれとは別の話だから 」
「 ちぇっ 」
帰って可憐とでも電話しようかな
そしたら少しは寂しくない
またこのまま祐也くんに抱きついてると
どんどん帰れなくなるから
「 私、走って帰る！じゃあね！」
パッと体を離して 家まで走った。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
