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_______Y.T side_______
手「 ...何、してんの 」
真っ赤になった耳を手で塞いで
俺が喋る度に 、体を小刻みに震わせてる。
「 先輩の...っ 」
手「 俺の？」
「 先輩の声が、好きなんですっ 」
声、？
俺の声が好き？
そんなこと、初めて言われた
「 ごめんなさい...さっきから変なことばっかり 」
手「 別に 」
ほんと別に、どうでもいいんだけど
落ち着こうと思って図書室に来たのに
これだと 落ち着けない
寝てしまおうかな、そう思っていた時
「 あっ...勉強しないと 」
姿勢を直して、パラパラとノートをめくり出した
赤本 持ってるじゃん
二年生なのにもう受験勉強してんの、
手「 あ、 」
「 ...え？」
よく見たらその赤本
手「 大学、そこ目指してんの？」
「 あ...これは... 」
俺と一緒なんだけど。
「 ひ、ひかないで下さいね...？」
手「 ひく？」
「 あ...大丈夫だ、夢だもん 」
ほんとにこの子、よく分からない
すると、ぱっと顔を上げて
俺の目を見つめながら
「 先輩と一緒の大学に行きたくて、勉強してるんです 」
そう言われた。
手「 本気で？」
「 本気です...じゃないと今から勉強してません 」
...この子、どんだけ俺のこと
いや、まだ好きかどうかは言ってなかったっけ
声が好きとかなんとか？
手「 なあ 」
「 は、はい！」
手「 俺のこと好きなの？」
今考えたら、どうでもいいはずなのに
どうしてこんなに話しかけてたんだろうって。
彼女でもない奴と話すことなんてなかったのに
まあ、彼女もないけど。
「 それは... 」
��好きだから��
「 言えないです... 」
手「 は、」
何、俺自惚れてた？
「 夢では言いたくないんです...ちゃんと現実で 」
手「 夢じゃないけど 」
そういえば無視してたけど、
さっきから 夢だって言ってるよね
「 え？」
手「 ... 」
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
