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言いすぎた
私の事を思って言ってくれただけなのに。
分かってるのに、あんなこと…
「 どう、しよう...っ 」
もはや足さえも進まなくて、
廊下の角に座り込む。
楽しい文化祭になるはずが
なんでこんなことになっちゃうんだろ、
もう…全部 私のせいだっ
可憐まで巻き込んで おまけに傷付けて
私がダメなんじゃん
だけど、自分を責めても責めても
何も変わらなくて
悔しくて
涙が出て
「 もうやだ... 」
可憐が言ってた 壊れるっていう寸前な気がした。
人にバレないように静かに泣いていると
誰かに 肩をとんとん、と叩かれる。
ゆっくりと顔を上げると
「 …誰ですか、？」
知らない男の人が 四人立っていた。
『 あ！ほら、白雪姫じゃん！』
ニコニコ笑いながら、私を指さしてくる。
完全に忘れてたけど、スタンプラリー中だった。
『 まじだ、てかこんなとこで何してんの？』
何してんの、か
当たり前だよね。こんな格好で座り込んで泣いてて
「 気にしないでください、スタンプ押しますね 」
涙を拭いて 立ち上がると
「 な、んですか...っ 」
中でも黙っていた一人に顔をのぞき込まれる。
...いや、近い。
「 ちょっと...っ 」
肩を押すと、余計に近づいてきて
『 可愛いね、君 』
そう言って、片方の口角を上げた。
これは…ナンパ？
元から格好とか、チャラチャラしてたけど
見た目によらずって聞くし
そう思ったけどやっぱり危ない。
「 あ、いや… 」
『 しかも、泣いてたよね？』
もう涙の筋はないはずなのに私の頬を撫でる
気持ち悪い。
それでも周りの男は、笑いながら私たちを見てきて
「 やめてくださいっ 」
こんな小さな抵抗は、全く敵わない
『 慰めてあげる 』
「 いや、いいですから...！」
顔が離れたかと思うと、腕をがっしりと掴まれ
また 私を見てニヤつく。
『 悪いけど、いい女見つけたから俺帰るわ 』
後の三人にそう言って、歩きだそうとしたその時
私の反対の腕が
「 ...、」
誰かに掴まれた。
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
