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_______Y.T Side_______
文化祭前日
彼女を家に送って、帰ろうとした時
手「 …何 」
グイッと 腕を引っ張られた。
莉「 明日、一緒に回ってくれるでしょ？」
...なんだ、そんなこと。
だけど生憎俺は、そういうの
手「 好きじゃない 」
莉「 え？」
手「 誰かと回るとか好きじゃないんだけど 」
彼女だとしても、ね
俺の発言に イラついたのか
勢いよく腕を払われる。
ああこれは、もしかして
なんて 自分で予想できるまでなってる
莉「 ほんっと冷たい 」
手「 …そういう性格 」
莉「 顔だけじゃやっぱりダメだね。もうきつい 」
...顔だけじゃ、か
手「 なら 」
莉「 …最低 」
俺から 別れようとは言いたくないから
こいつから言うのを待つけど
それを理解したのか 呆れた顔をしてくる。
付き合おうと言われれば付き合う
別れようと言われれば別れる
だから
付き合おうと言われなければ付き合わないし
別れようと言われなければ別れない
どんな事があっても。
顔だけじゃ、なんて彼女に言われたところで
その言葉がないのなら 俺も言わない。
莉「 …彼女であるうちに言っとくわ。
その性格 ほんとどうにかした方がいいよ 」
手「 お気遣いどうも 」
莉「 相変わらず、どうでもいいって顔ね 」
手「 まあ、」
まじでどうでもいいし。
てか人に性格直せとか言えねえだろ。顔で選びやがって。
…なんて、暴言が出そうで困る
莉「 もういいよ、別れよう 」
手「 ん、じゃ 」
やっとその言葉が出たから
すぐにでも帰りたかった俺は 来た道を戻った。
一人、空を見上げながら歩く。
俺らしくない
最近、実は変なことを思うようになった
気づきたくないそれは
��愛されたい��という感情
手「 …絶対あいつのせい 」
思い当たる節は、あのチビで。
本気で好き、なんて言われたからだ
妙な欲、寂しさ、虚しさ
消したい。でも消えない。
手「 まじで調子狂う… 」
静かな夜の中に、ぽつりと一つ呟いた。
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
