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_______Y.T Side_______
朝学校に来て、自分の席に座っていると
一人の女が近寄ってきた。
俺の隣にしゃがんで
『 ね、莉子と最近どうなのよ？』
ニヤニヤしながら聞いてくる。
莉子...
誰だっけ、それ。
一瞬 顔が出てこなかったけれど
手「 別に、何も 」
確か彼女の名前だったはずだ。
『 え〜キスとかは？』
手「 断ってる 」
『 何それ！ひっど！』
...ってさっきから何だよこいつ。
お前に酷いって言われる筋合いねえわ、
なんて思っていると
『 どっかの二年生は、空き教室でラブラブしてるって噂なのに...祐也ったら 』
急にそんな話が出てきた。
手「 何それ 」
『 なんか昨日ね、学校でやっばいキスしてる子らがいたんだって。二年生だよ？お盛んだ〜笑 』
ケラケラ笑ってるけど
よくそんなことが学校でできるわ
俺だったら、ありえない
『 でも確か、二年で 美男美女らしいよ？』
手「 ふーん 」
『 名前が...、男は凉だっけ？』
もう正直、どうでも良くなってきたのに
相変わらず 話し続けるこいつ。
それこそ、あの、名前なんだっけ、
...あ、莉子？彼女に見られたら煩いんだけど。
めんどくさい
そう思っていた時
『 で、女の方がAだっけ？可愛いって有名の 』
そう耳に入ってきた。
もしかしたら違う人かもしれないけど
俺が浮かんだやつは、あのチビで。
なんだ、ちゃんと他の男と恋愛できるんじゃん
別に悲しくもないけど
少し、胸に穴が空いたような感覚がした。
でも、それでいい
こんな俺のことなんかさっさとやめて
ちゃんと幸せになればいい。
俺だって、全部自分のせいで誰かが幸せになれないなんて罪悪感を持ちながら生きるのは辛い。
そして昼休み
わざわざ俺の所に来たチビは
誤解だ、とかなんとか言って否定してきたけれど
もうそんなのはいらないから
俺のことは諦めて、と
引き離した。
一応 俺の善意なはずだったけど
この時の俺は、
まだ、自分の気持ちに気付いてなかった
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
