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ノートに書き込むペンの音
本のページをめくる音
静かすぎて気になればなるほどいろんな音が聞こえ
「 〜〜っ 」
時につく 先輩の溜息が好きすぎてたまらない
もうそんなことばっかり敏感になって
勉強なんか集中できたもんじゃない。
カッコイイ〜！と心の中で叫んでいると
ガタッと 椅子が動く音がした。
「 ...あ 」
音の原因は、手越先輩で
図書室を出ようとしている所だった。
...後ろ姿まで様になるとは。
図書室の先生に、軽くお辞儀をして帰っていく
なんだか、ほんとに、
大袈裟だけど夢のような時間だったな。
別に話したわけでもないし、目もあってない
でも 同じ空間に入れただけで...あぁ
��幸せ��だ。
ぐーーーっと背伸びをして、ふと外を見ると
既に 夕焼け空が広がっている。
そろそろ私も帰らないと。
今日勉強出来なかった分を、家で埋めなきゃね。笑
「 ありがとうございました 」
先生に声をかけて、図書室を出る。
夕焼け...綺麗だなあ
なんて 思いながら歩いていると
『 祐也！お待たせ！』
たっかーーい女の声が耳に入る。
...祐也
何よりも早く反応した私はその方向へ目を向けると
もちろん そこには手越先輩と現彼女がいて
女の方から、腕を絡ませている光景があった
...先輩、彼女のこと待つために図書室で時間潰してたのかな
やだ、凄い心に黒い靄がかかる
嫉妬だ。醜い嫉妬。
でも分かってる、
待ってあげるのは 逆に待たないとギャーギャー言われるのが面倒だから
腕を絡められても何も言わないのはどうでもいいから
全部分かってるけど
「 やっぱりやだよ... 」
一筋だけ、勝手に涙が流れた
好きな人のそういうのを見るのって
ほんとに心にくる
こんなこと今までも何回もあった
...いつものこと
そう心に暗示をかけて、忘れるの
でも流石に二人の後ろを歩くまで強くはないから
遠回りをして、家へと足を進めた。
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
