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次の日の朝
正門近くで 可憐が少し前を偶然歩いていたから
追いかけて一緒に学校へ入った。
まあその偶然が、可憐だけじゃなくて
可「 ...あ、」
「 ... 」
見事に、手越先輩と現彼女さんもだったんだけど。
可「 ...A、大丈夫？」
「 ...うん、平気 」
強がってるのは、自分だって可憐だって
分かってる。
でも
素直になってしまえば、糸が切れて感情が溢れてしまうから
「 そんな顔しないでよ、ほんとに大丈夫だって 」
我慢するしかないの。
結局その日は、目をそらし続けてどうにかやり過ごした。
ほんとに...こんなんで 明日からやってけるのかな
不安を抱えながらも、今日は図書室に行く気になれなくて 家へと向かう
もしかしたら、先輩に会うかもしれないからって
そういうつもりだったのに
運が悪いことは重なるとはこういうことで
手「 ... 」
「 ... 」
『 何？祐也知り合い？』
ガッツリ腕を組んで帰っている二人にまた遭遇してしまった。
しかも今回は 先輩と目が合ってしまったし。
手「 ... 」
彼女さんの質問に黙り込む先輩を見かねて
「 ...いえ、何でも...ないです... 」
そう答えてしまった。
『 そ？じゃあ祐也行こ！』
また腕を絡めて、私に背を向ける二人。
その瞬間、また糸が切れそうになって
また学校へと戻った。
目指す場所はもちろん図書室で
気持ちを落ち着かせたかった。
だけど
凉「 ...あれ、A？」
こんな時に限って
どこかの漫画みたいに ある男の人が現れるの
凉「 え、泣いてる？」
「 ...っ、」
そしてそれは、私のことが好きな人で
「 ...もう、辛いっ 」
私も素直になっちゃうんだ
凉「 ...来て 」
断らなきゃダメなのに
私には好きな人がいるのに
その手に引かれるがままな私は、
相当罪な女な気がする。
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読んだあとは評価お願いします(TT)
真子
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
