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シーンとして、集中できるこの空間
それは、学校の図書室なんだけど
一番 好きな場所なんだよね。
何にも邪魔されないし
自分のしたいことが出来る。
...あ、ちなみに私は
本を読んでる訳じゃないんだよ？
勉強をしているの。
...真面目すぎだと思った？笑
でもこれには目的があって、先輩と同じ大学に行きたいから。
頭の良い手越先輩は
難関国立大学を受験するらしいの。
...頑張らないと
また 参考書に目を通そうとした時
図書室には似つかない 女の黄色い悲鳴が聞こえた。
図書室にいた数人の生徒 、私も含め
皆が その声の方を見る。
「 ...え 」
私の目に映るあの人は
「 嘘でしょ 」
なんで、手越先輩がここに来るの...
一人 本を持って図書室へと入ってきた先輩。
その後ろに 女が集って騒いでいる。
...いやいや煩い。
この静かな空間、壊されたらたまったもんじゃない
_______と 思っていた矢先
手「 騒ぐなら帰って、邪魔 」
低くて重い 先輩の声が響いた
一瞬で また静まり返る図書室
ダメだ、かっこよすぎる
私が叫びそう。
必死に手で口を抑えて 視線を変えた。
手「 てか、お前らはここに用ないじゃん 」
また ちらっと先輩を見ると
ドス黒い オーラを放っている。
女達も怖気付いたのか 一人残らずササーっと帰っていった
...なんだ、物分り早いじゃん。
そうして、図書室の机の方に歩いてくる先輩だけど
いやいやいやいやいや待って！！
考えてなかった、どこ座るんだろう！！！
私の前...空いてる！！！
え、横も空いてる！え、どうしよう！！！！
無理無理、心臓が...！
暴れそう、なんて考えている間に
願い叶わず 前でも隣でもなく
だけど、結構な近さの斜めに座った。
ある意味 丁度よかったかもしれない。
静かに本を読む 余りにもイケメンな手越先輩を横目に
私も勉強を再開した。
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ゆっぴ - めっちゃキュンとしました。 (2021年8月20日 9時) (
レス) id: 3444bbd4e6 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» ありがとうございます〜！！！（＾_＾） (2018年8月15日 20時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - もう…ほんとおめでとうございます！引き続き頑張ってください！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - しゃねるさん» しゃねるさん、ありがとうございます！おかげで完結できましたっ！ (2018年8月15日 12時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
しゃねる(プロフ) - 真子さん» わああああ！！！おめでとうございます！！泣 はい！もうたくさんたくさんかきます！^ ^ (2018年8月15日 9時) (レス) id: 2443469126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年7月6日 18時
