陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 59 ページ9

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あれから数週間

平和です。












｢陸さん俺のドーナツ食べたでしょ？｣









｢食べてないよ！俺1個しか食べてないし！すぐ俺を疑わないの！｣












｢いつも怪しいの陸さんなんですけど……｣












｢えぇっ、壱馬ヒドイ｣













｢あ、ごめん。ドーナツ２個食べたの俺だわ｣












｢……ほくちゃん｣













……スリボは平和じゃないみたい。
最後に壱陸声揃えて言ったのはまじ大草原不可避(言いたかっただけ)

まりちゃんも時間通り来るようになったし他のメンバーとの交流も深まりちゃんと仕事もこなしてくれるようになった。

うん、進歩だな



そして、” 陣 ” は……












｢A、みて！ヤマショーがかいてん！俺やで、似てない？｣












｢まって、クオリティ高！やっぱ器用ね｣













｢せやろせやろ！まぁ、これがなんか陸さんが書いたやつやねんけど……｣













相変わらずメンバー愛が半端ないうちのリーダー陣。

私たちの中で変わったことはお互いの呼び名が変わったこと。
きっかけは陣からだった。












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｢なぁ、お互いちゃん付けさん付けってなんかあれやから……よ、呼び捨てにせぇへん？｣














｢よ、呼び捨て？！｣













大好きな人であり尊敬している陣のことを呼び捨てにするなんて難易度100くらいのものだった。

あと、タメで全然ええねんで、同い年やし、なんて言ってくれるんだけど私はタメに話せない、すぐには、陣さんにタメなんて恐れ多い、あ、陣さんっていっちゃった。















｢ううん、急にとは言わんしゆっくりで。
ただ、” A ”が気使うのはなんか嫌やな思っただけ｣












｢ ”A” ……！｣











｢え、ちょっと待って、気絶してんけど？！｣














呼び捨ては難易度が高い。

でもそれも乗り越えて今こうして普通に話せてる。
今週末だってデートの約束してる。
忙しいのにそうやって計画立ててくれてるあたり優しいし好きだ

ただのクソファンだった私が彼女になれるなんてあの時は夢にも思わなかっただろう。


ただ今はこの幸せなこの瞬間を噛みしめて生きていこう





陣さん大好きですよ、いや


陣、大好きだよ










「……俺も」









End.

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