陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 57 ページ7

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私さえよければそれでよかった

だからあの女は早く辞めて欲しかったし陣くんの視界から消えて欲しかった

ただ、気づいたのは私あの人がいなきゃダメだったんだということ。

今まで私はずっと遅れて会社にいってた。それでも最初の仕事は全部彼女がやってくれてたしそれ以降の仕事も全部彼女がやってた。

私は仕事を教わろうともせず陣くんに付きまとっていた。

挙句の果てには彼女を悪者にする始末。

……私ってこんなクズだっけ

さっきも初めて陸くんに怒られた。
というか生まれて初めて怒られたに等しい。
そこで気づいた。自分の愚かさを

今まで彼女はどういう気持ちで仕事をこなしていたんだろう。

私がサボっているのに対し絶対よくは思っていなかったはずだ

それなのに何故何も言わず頑張っているのかな

陣くんも私が占領してるから声掛けてもらう機会も少ないはずなのになあ




……この人達の笑顔だ


彼女はそういえばこのグループのファンからマネージャーになったと聞いた。

そうか、この人達の笑顔のために彼女は一生懸命働いているんだ。それなら納得がいく。
私はずっと自分のために働いていた。
ううん、働いていたなんて言ってはいけない。

自分がずっと陣くんと話して働こうとしてなかった

それは陣くんにとってもすごく迷惑であり、ストレスだったと思う。
更にはわたしは他のメンバーの方と話そうとしなかった

飛んだクズ野郎だ



すると陣くんが彼女を呼び止められたとLINEが入ったみたいでみんなが喜ぶ。そして私もホッとした。
私のせいで彼女がいなくなるなんて事態になったらどうしようと焦った。最初はそう願っていたはずなのに

陣くん連れて帰ってくるんだよきっと。
ならば私は帰ってすぐに二人に頭を下げよう。

そしてメンバーにも頭を下げなきゃ

これまでどれほどの失礼なことばかりしていたか。
自分がやられたらどう思うのか考えることが出来る余裕がなかった、なんて言い訳は通用するわけない

わたしに出来ることは誠心誠意謝ることだけ

それにしても本当によかった。
彼女がもどってきて

その知らせを聞いた時のメンバーの反応はとてもホッとして、安心していて。

それをみて思ったんだ

彼らには彼女が必要不可欠なんだと

自分がほんとに情けなく思う。
彼女が戻ってきたら名前を呼んであげよう






Aさん。ってね





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まこっちゃん誕生日おめでとう ！！
素敵な1年を過ごせます様に！！！


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