陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 55 ページ5

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｢そんなの、嘘だ｣














｢嘘じゃない！ほんまに、Aちゃんのことが好き、なんです｣













少し赤くなりながら言う陣さんをみて、ほんとなんだ。そう思って思わず涙が止まらなくなる。
嘘だよね、世界で一番、宇宙で一番とも言っていいほど大好きな陣さんと両想い。

嬉しいなんてもんじゃないし、この気持ちをどう表せればいいか分からない。













｢陣さぁん、ほんとなんですかぁぁぁ……｣













｢ほんまや、そうやないと言わんやろ｣














陣さんはそういって私をぎゅっと抱きしめてくれた

夢じゃないのかな、そうだよ、きっと夢だよ。
でもやけにリアルだ。足を手で少しつねる
痛い、夢じゃないんだ……あぁ、もう涙が止まらない














｢陣さんが私のことを好きになってくれるなんてそんな恐れ多いことないし嬉しいしどうしたらいいのぉ、うわぁぁぁんだいすきです陣さんんんん｣









｢大丈夫？うん、俺も両想いなんて思わんかった……｣













わたしも陣さんの背中に手を回すと陣さんの力が強くなる。

……泣ける













｢陣さん……、もう行きたくなくなっちゃいました｣













｢行かんといてよ、ずっとそばにいて欲しい｣












あぁ、そんな真っ直ぐな目で見られたら……

やっと離れようと決心したのに、

離れられないじゃん


大好きな人たちと離れることってこんなに、難しいんだ











｢……わかりました、行きません！｣















｢ほ、ほんま！｣













｢はい！あ、キャンセルしてきますね！｣













｢うん、あ、ついていくわ｣











陣さんがあんなに、嬉しそうな顔で頷いてくれて。
そりゃ離れられないよ

こんなに愛しい人と離れることなんて無理だ、絶対に。




ほら、こうして移動する時に自然に手を繋いできてくれて。
こんなことしてくれるのまじ陣さんだけだかんね？(それは違う)












｢はい、わかりました。それではキャンセル料は……｣













｢あ、じゃあこれで｣












｢丁度お預かりします｣












｢え？陣さん？陣さん？｣














｢だって、引き止めたの俺やし……｣















申し訳なさそうにいう陣さん。

あぁ、あなたどんだけ惚れさす気だよ

ほんと、……だいすきです



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