陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 52 ページ2

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｢今日でお別れだよ、みんな｣












荷造りをして家を出る。
さみしくなるなあ、短い間だったけど1日1日が本当に濃くて貴重な体験ばかりさせてもらったり……

ほんとに楽しかった、ほんとに……

ここの大家さんも優しかった、たまに晩御飯くれたもんね、忙しいでしょって言って。

コンビニの店長も融通がきいて、それにいい人だったしバイトがほんとに楽しかった。

そして、THE RAMPAGEのマネージャーになった。
LDHのアーティストの方みんな優しかった、特にE-girlsの方なんか同性だから話が合うし助けてもらったりしてた。

お世話になった方々、THE RAMPAGE、……陣さん。

みんなには毎日元気もらってたなぁ、みんなのおかげで毎日ほんとに楽しくて笑顔でいれた。
あんなさわがしくて楽しい職場なかなかないよね、なんて思ってクスリとなったり。

……陣さんにはたくさんの思い出をもらった。
毎日好き好きって言ってたわたしのことひいてるときはあったかもしれないけどそれ以外は嫌がらなくて俺もやでって言ってくれたりしてくれて。
ダメ元でデートもどきなの頼んだらいいよって言って服とか買ってもらったり……今思えば本当に申し訳ないことだけど。

そんな優しくて、可愛くてかっこよくて、ちょっと天然が入ってて、早口でノリが良くてよく照れる陣さんのことが大好きなんだよ

許されるならばずっと一緒にいたかった。
でも多分許されないんだと思う。

まりちゃんはするって言ったらする子だ。たぶん。

だから陣さんがどうなってもいいの？っていう質問に対しても私は本気だ、と思ってしまった。
だから私から身を引いた。

こんな選択絶対にしたくなかった。
人生って難しいですね。
でも私はみんなにたくさんの宝物もらったんです。
お礼も何も言わずに去るのは本当に非常識だとは思うけど許してください。
特に壱馬くん。あなたのおかげでマネージャーになれたのに恩を仇で返すようなことしてごめんなさい。

まりちゃんはきっといいマネージャーになるはずだから。

本当にごめんなさい。そしてありがとう。

考えている内に東京駅に着いた。











｢……バイバイ｣















ほんとにバイバイだよ。











｢まって！！｣














大声で呼び止められたので振り向いた。












｢嘘……｣










｢行かんといて、行ったあかん！｣














泣かないって決めてたのに、思わず涙が零れた

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