陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 44 ページ44

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初めて彼を見たのは街中で。
なにやら女性に話しかけられていて、ニコニコしながら話していた。握手もしてもらっていた。
すると相手の女性は泣きはじめた。
……なんか有名人？
一般人ならそんなふうにはならないもの。
誰なんだろう、でも私は彼を音楽番組で見たことがあった。誰だったっけ。

音楽番組の名前を思い出して動画サイトで見返す。











｢THE RAMPAGE……｣











ボーカルが3人、パフォーマーが13人だったけ。
普通じゃありえないくらいの人数のグループで印象に残っていた。
まぁ、多いだけじゃなくてその人数を生かした迫力のあるパフォーマンスも素晴らしくて。

そのうちの一人だったらしい。

あ、この人だ。
動画サイトの停止ボタンを押す。
すごく顔が整っていて、綺麗な顔立ちで、王子様みたい、ということはない
特別かっこいい、というわけでもなかったけど、彼にはなにか惹き付ける力があった。
彼を知りたいと思った。

このグループのリーダー、陣。
彼の番組に出てる様子だったり音楽番組に出てる様子を見てる限りでは

私には、面白くていい人。っていう印象を受けた。

ダンス動画をみてとてもびっくりした。
まって、体どうなってんの、と最初は声を漏らしながら見たものだ。
かつダイナミックで体全体を動かすような。ダンスジャンルはポッピンダンスというものらしい。私はそんな彼のことを ”カッコイイ” と思ったんだ。

そしてお父さんが会社のことをお母さんに話している。私は普段はあまり聞かないが今日は違った。
なぜならお父さんの勤務先がLDHだったからだ。

お父さんはLDHの中でも上の立場の人間。
芸能人と関係のある仕事、とお母さんには聞いていたがまさか陣さんのいるLDHで……？

そしてわたしはお父さんにダメ元でお願いした。













｢私、お父さんの一緒のところで働きたい｣














一瞬驚いた表情を見せたお父さん。
まぁ、上に掛け合ってみるよ、とお父さんがニコニコしながら言ってくれた。

お父さんは私には優しい。
今ではこうやって陣さんと仲良くなれているからそれにはお父さんの協力なしではなかったことだしとても感謝している。

そんな陣さんのことは恋愛の意味として好きだし、誰にも渡すつもりは無い
私は陣さんが好きなの

私だけの陣さんなの

元々マネージャーだったあいつは多分陣さんのことが好き。
あんなやつに陣さんは渡さない

なにか策考えないとね

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