陣さん大好きですよ! 39 ページ39
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あのあと、直人さんと登坂さんにお礼を言ってRAMPAGEの部屋に戻っていた。
私はあの直人さんの言葉が離れなかった。
『それは恋だよ。』
恋、か。
実をいうと私はこの人生の中で1回も恋に落ちたことがない。人に惚れたのは陣さんだけ。
マネージャー業も、陣さんたち、メンバーを側で支えたい。そんな想いもあって引き受けたんだけどいつの間にか恋心も芽生えていたようだ。
そんなことあってはならない。
ファンであり、マネージャーの私がメンバーに恋愛感情を抱いてるだなんて。
普通はあってはならない。
でも、この気持ちはどうすることも出来ないんだ。
ドアを開けると丁度目の前には陣さんが。
「うわ!Aちゃん!どこいってたんよ!」
「あっ、すみません、少し三代目さんのところにいました……」
「あっ……そうなんや」
まただ。
陣さんがなんとも言えないあの表情になった。
前LIKIYAさんに相談した時は照れていた、とかいう理由だったけどこれは違う。
だって陣さんが照れる要素なんて今の会話の中でどこにもないし、それに、陣さんの眉がだいぶと下がっていた。いつも以上にだ。
なにかあったのかな
「陣さん……?なにかあったんですか?」
「えっ、あの、なにかあったとかそういうんやなくてな……その、なんていうん」
いつもの陣さんらしくない。
すごくモジモジしていいづらそうにしていた。
そしてチラチラ陣さんが見ている先には陸くんが。そんな陸くんも自分で言いなさい、とでも言うかのように首を横に振る。
あ、また眉がさがった
なんだよ、かわいい、かわいいよ陣さん……
ごめんなんか癒された、ここで陣陸の可愛い絡みが見れるとは!マネージャーの特権だね。多分
「……でもおってよかった、はよ入って」
「はい!」
そして気づいたこと。
陣さん耳めっちゃ赤い。
まっかっかだよ、さっきので?めっちゃかわいいじゃん……
うわぁぁぁぁ、すきぃ…………
しばらくすると陸くんに呼ばれた。
「どうしました陸くん」
「なんで陣くんあんな彷徨いてたか知ってる?」
「……なんでですか?」
「Aちゃん急に部屋飛び出したでしょ?だから心配になってあちこち駆け回ってたの」
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友希(プロフ) - えっぐさん» はいはい! (2018年4月14日 17時) (レス) id: 3ebd2ff101 (このIDを非表示/違反報告)
えっぐ(プロフ) - 友希さん» 私のプロフ押してもらったら○○へ書き込みって出てくるはずなんですけど出てきますか……?? (2018年4月14日 17時) (レス) id: 4e1c3914b0 (このIDを非表示/違反報告)
友希(プロフ) - えっぐさん» やり方分からないです。教えて貰っていいですか?ボード何とかに?書き込みの許可貰ったんで!! (2018年4月13日 19時) (レス) id: 3ebd2ff101 (このIDを非表示/違反報告)
えっぐ(プロフ) - ☆★yuki★☆さん» あああ、そうなんですかね ??( ;; ) ほんとですか!すみません (><) (2018年4月9日 0時) (レス) id: 4e1c3914b0 (このIDを非表示/違反報告)
☆★yuki★☆ - えっぐさん» ボードは、ログインしないといけませんかね? もし、ログインをするなら頼み込んでしてもらいたいと思います!楽しみ-! (2018年4月8日 15時) (レス) id: 39808dfeb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えっぐ | 作成日時:2017年12月12日 21時