陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 38 ページ38

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「陣さんあの……」













「陣く〜ん、みてこのネイル」













「あっ、変えたんや。可愛い色になってるなあ」












モヤ












「陣さん……」












「うわぁ、陣くん腕すごい！」









「今日もよう鍛えました」














モヤ












「じ……」














「はいお水！」















「え！買ってくれたん？！ありがとう！」











モヤ……











こんな気持ちになったのは初めてだ。











「なんでやぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！」














「Aちゃん！落ち着いて！ちょ、臣！ポカーンとしてないで手伝いなさい！」














「いや……直人さん、無理ですよ」














「頼むから手伝ってくれ！」











RAMPAGEの部屋を飛び出すと直人さんがいたから直人さんに助けを求めてかくかくしかじか話してたら興奮してこうなってしまった。申し訳ございません直人さん。あと登坂さん。












だって……だって……











「陣さんに大事な話したいのにあの子入ってくるし見てほしいものがあるのにあの子のせいで見せられないし……それで今日1回も陣さんと話せてないし。あの子と陣さん話してるだけで心苦しいしもやもやするし……辛いです……ほんとに無理です、無理すぎて吐きそうです……うえっ」











「吐くな！！！」









直人さんに言われたから吐かずにすんだけど、
それくらい辛くて。
陣さんと話せないだけでこんなに辛いんだ。

ファン時代の自分強すぎない？って思うくらい。
会えない時間の方が多かったはずなのにちゃんと我慢して。
でもいまはそれすら我慢出来ないの。
毎日でも会いたくて、喋りたくて。
オフの日も一緒に過ごしたくて。


陣さんの笑顔をもっと見たくて。

私に向けてたくさん笑って欲しくて。











「どうしちゃったのかな私」














涙が溢れて止まらない。さすがに直人さんや登坂さんも焦って私の背中をさすった。気を遣わせてしまって申し訳ない気持ちになる













「Aちゃんに一つ、助言するならね」














直人さんの口からはとんでもないことが告げられた











「それは恋だよ。」













私はいつの間にか陣さんに恋をしていた。









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