陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 32 ページ32

.









「陣さん……！」















「……なんだよ、彼氏かよ」












「か、彼氏！というか……えっと」












「彼氏や」













「？！」













待って、陣さん今なんて言いましたか？














「なんだよ、相手いるなら言えよ」














そういって、男性は去っていった。
……陣さん、彼氏やって言ったよね。
無理、嘘でも嬉しすぎる、そうやって私を助けてくれようとしてくれてたってだけでも好きすぎる大好きすぎる陣さん男前すぎない??

そして私は陣さんの腕の中にいる。

………………ヤバイ














「Aちゃんいける？」















「私は全っ然大丈夫ですん！！……あの、その」











「あぁ、よかったぁ……、はよ来たらよかったな」










陣さんが私を離して力が抜けたように言って、安心したのか満面の笑みを見せた。

するとそのあとに申し訳なさそうに謝る。
陣さん悪くないのに、弱い私が悪いのに












「陣さん悪くないです！終わりよければすべてよしって感じですしほんとに陣さんありがとうございました、すみませんでした……」















「や、いいんよ！いいんやで！あの、勝手に彼氏なんかゆーてごめんな」














頭を掻きながら照れくさそうに言う陣さん。
あの、それに関しては一つ言わせていただきます。














「全然大丈夫ですよ！逆にたくさん言っていただいてよききですしめちゃくちゃ嬉しいですしありがとうございますって感じです」














「あ、ならよかった」














ハハハ、と可愛らしい笑顔を見せた。
陣さん可愛い……今の時点でかなりやばいんだけど大丈夫なのかな私……
今日1日平和に過ごせるのだろうか
いや、無理だ、一日中陣さんと一緒ということは
あーんな可愛い陣さんもあーんなかっこいい陣さんもあーんな無邪気な陣さんも見れるわけだから。

…………ほんとにいいのかな。
現在進行形で私陣さんファンだけどいいのかな。













「何ぼーっとしてんの！」














パチんっと目の前で手を叩いた陣さん。
そこでハッとした。いけないいけない、陣さんと一緒にいるのに考え事ばっかりしてたら。













「……ンフフ、じゃ、行こか」














「……はい！」
















陣さんが可愛すぎて胸がはち切れそう。

陣さん大好きですよ！ 33→←陣さん大好きですよ！ 31

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す