陣さんファンの私がRAMPAGEのマネージャーになって陣さんと結ばれる話。

陣さん大好きですよ！ 15 ページ15

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「お世話になりました。」












今のマネージャーさんが家の都合でやめなければならなくなってしまった。
すごくいい人で一生懸命頑張ってくれてて、
ずっと一緒にいた人との別れはやはりさびしい。













「今までほんとにありがとうございました……。」














「元気に暮らしてください……。」












だいすきだったマネージャーさん。

みんな泣きながら別れを惜しんだ。












それから数時間後、社長と話していた。












「新しいマネージャーさん、探さないとなんだよねぇ。」














「そうですよね……。」














「陣は誰がいいとかある？」














「へ？」










社長にそう言われたがマネージャーの仕事をしていた知り合いは確かいなかったはず……。

ええと……と、頭を捻らせていたら壱馬がふと呟いた。














「……Aちゃん。」












自分のファンの 折本Aちゃん。

ほんとに俺のことが好きみたいで、健二郎さんにも愛が伝わると言われていた。
めちゃめちゃ面白い子で見ていて飽きない子。
好きやな、めちゃめちゃ好きやな、俺たち。











「その子は誰なの？」













「へっ?!あ！あの、陣さんのファンの子で……、みんな大好きで、その、なんとなくマネージャー向きかなぁ、なんて思っちゃったり……したんですけど……えへへ？」













壱馬がすごい慌てながらはなしていた。
ダメ元、というかほんとに思ってたこと出ちゃったんだろうな。
怒られる、って感じのめっちゃ泣きそうな顔をしている。

大丈夫、怒らないさ。
きっと。










「いいんじゃない？」










「へ？」













拍子抜けた返事が一斉に聞こえた。

まぁ俺もそんな返事をしたわけなんやけど、まさか「いい」という返事が帰ってくるとは思わなかった。



壱馬もホッとして、肩の力が一気に抜けていたようだった。












「まぁ、ファンの子なんだよね？ そこら辺は心配だから最初は仕事ぶりを見る。それで全然ダメだったら切ろう。」















「ま、じすか……。」












まさか、この話が通るなんて思わなかった。
メンバーも嬉しそうだった。


Aちゃんと仕事できるんや、ってものすごくワクワクした気持ちになった。


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