282話 ページ33
そして私たちは…信じるために、疑う。
「ソウ以外で不審な行動がないか…話し合うんだ。」
ケイジさんの言葉で皆が何かを考え始める。
今までの行動を振り返っているんだろう。
「…そういえば、ナオが前半のほとんどの時間嘘の間にいたのが気になったかな…今思えば、偽ミシマの件で自室に居ずらかったんじゃねえかな。」
「私、ある映像が気になってて…あの人のことを少し疑っているんです…」
「実は、真っ暗な一階を探索してた時に変な映像を見たニャン…しかも、二つも…」
「おまわりさんはギンの行動が気になるねー。どうして一階に行く方法を知ってたのかな…」
『私は…どうしてサラさんがノエルのチップのことについて知ってたのか、気になります。』
皆、言いずらいこと。
けど今しか聞けない、大切なこと。
「ちょっと待ってくれ、ギン。一階で見た映像って…？」
「メガネをかけた男の人が、斧みたいので頭を…そ、その人、サラ姉ちゃんの名前を……もちろんサラ姉ちゃんを疑ったりなんかしてないニャン！！」
「そこは疑ってないが…そ、それよりも…」
顔を青くしたギン君をサラさんが宥める。
というか、何か混乱しているような…？
「ギン…さっき変な映像が二つって言わなかったか？」
「え？言ったニャン…」
「…おかしいね、おまわりさんたちが見た映像は一つだけだった。」
「ちょっと待て、そもそもその映像ってどこで見たんだよ？」
会話を聞いたレコさんが口を挟む。
会話を聞く限り一階なんだろけど、映像を見るような場所なんてあったっけ…？
「実は荒れた廊下の所にガレキの部屋があって、その先に一階へと繋がる仕掛けがあったんです…その先を探索した時あった部屋の中に置いてあるパソコンに映っていたんです。」
「そうだったのか…」
「ちなみに、その後にホエミーと誰かの会話を盗み聞きした時ノエルのチップのことを聞いたんだ。」
『あ…そういうことでしたか。』
サラさんがこっちを向いて言ってるから、私に向けて言ったんだろう。
私がさっき聞いたからだよね…うん、納得できた。
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ルイ(プロフ) - なうなうみるきぃさん» いつもありがとうございます！把握です！ (2022年11月24日 20時) (
レス) id: bd10cc1afe (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - さとりさん» 私的には同じ日に1話ずつ投稿するという風に考えております！ (2022年11月24日 20時) (レス) id: bd10cc1afe (このIDを非表示/違反報告)
なうなうみるきぃ(プロフ) - いつも作品読ませてもらってます！自分的には片方ずつ進めてほしいです。 (2022年11月24日 19時) (レス) @page18 id: 11bb46ad6e (このIDを非表示/違反報告)
さとり(プロフ) - 並行というのはその日カンナちゃんを書いて次の日にソウさんを書くということでしょうか？もしそうなら私は片方ずつを希望します。 (2022年11月24日 19時) (レス) @page18 id: efc4d587e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2022年11月9日 17時
