281話 ページ32
「ちょっと待ってください…そもそも何故Qタロウさんはガレキの部屋で気絶してたんですか！？」
「……覚えて、ねぇ…」
「そんな…」
「本当ぜよ…！ガレキの部屋に入った瞬間から記憶がねぇんだ！」
その発言で誰かがQタロウさんを気絶させたと言う話になり、犯人を探すことになった。
「こうなりゃその時、それぞれ何をやってたのか話すしかねぇな…！」
レコさんのその声を皮切りに、皆が各々話し始める。
「カンナは…見終わったパソコンをソウさんに届けに行きました。」
「おまわりさんはロビーにしばらく居たよー。ちょいちょいロビーに来てたから、アリバイは証明できるよ。」
「僕は体調不良でトイレに行っててさ…帰り際にAとナオさんと会話したんだ。」
「はい、偽ミシマ先生とのハッキング作戦をソウさんと話し合ってました。」
『途中でカンナちゃんが来たことも間違いありません。』
「僕は、真っ暗な一階を探索してたニャン…」
「カードの交換の音がして、サラが居なくなってからは俺も探索に戻ったぜよ…ロビーのケイジと話した後、ガレキの部屋に行って意識を失ったんだ。」
「Qタロウさんでも気絶するなんて、スタンガンって物騒なんだね。」
「…ソウさん、よく凶器をご存知でしたね。」
……いくらなんでも迂闊過ぎないかなぁ、ソウさん…！！
ソウさんがやったんだという驚きより思わずそっちを気にしてしまった。
ぶっちゃけ驚きはあるけど、ソウさんならやりそう…とか思ってしまう私も大概だと思う。
結局ソウさんはQタロウさんを気絶させたことを素直に認めた。
けどスタンガンを見つけた場所や、ソウさんの真意はよく分からないまま、Qタロウさんがもう十分だと話を終わらせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルイ(プロフ) - なうなうみるきぃさん» いつもありがとうございます！把握です！ (2022年11月24日 20時) (
レス) id: bd10cc1afe (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - さとりさん» 私的には同じ日に1話ずつ投稿するという風に考えております！ (2022年11月24日 20時) (レス) id: bd10cc1afe (このIDを非表示/違反報告)
なうなうみるきぃ(プロフ) - いつも作品読ませてもらってます！自分的には片方ずつ進めてほしいです。 (2022年11月24日 19時) (レス) @page18 id: 11bb46ad6e (このIDを非表示/違反報告)
さとり(プロフ) - 並行というのはその日カンナちゃんを書いて次の日にソウさんを書くということでしょうか？もしそうなら私は片方ずつを希望します。 (2022年11月24日 19時) (レス) @page18 id: efc4d587e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルイ | 作成日時：2022年11月9日 17時
