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″手当てさせてください″とは言ったものの、、


「………。」


ミーンミーンミーン


「………。」


無言すぎる、、。
蝉の鳴き声だけが私たちの耳に響く。
横目でチラッと見ると光の加減かいつになく綺麗な赤い髪


何で嫌われてるはずなのに助けてくれたんだろう、
駅前のカフェに着いて私の後に続いて席に着く。

私がポーチを出して少し準備をしてると


「お前のこと助けたのに別に大した意味はねえから。」



「…え……?」


「俺はお前のこと好きか嫌いかの2択なら嫌いだし無理なタイプ。だけど助けなくて目の前で死なれたら誰だって良い気はしねえだろ。だから助けた、それだけだから」



「………。」



やっぱ嫌いなんだ、、。無理なタイプって何?分かんない。


「何も出来ねえのに男の前じゃとりあえずヘラヘラ笑って話聞いてるような奴が1番嫌いなタイプ」



何でさっきから私が思ってること全部答えるの、、?


「…私…って、、そんなに……」


言いたいことは喉のとこまで来てるのに最後まで言葉にできない。
エイジさんは頬杖をついて窓の外を見る。


「……やっぱり何でもないです、手当てしますね。」



肘を消毒して乾かしてる間に頬の傷の消毒。
顔近えんだよ。なんて言われて怒られたけど結局最後までやって絆創膏を貼る。


最後にもう一回お礼を言うと無言で立ち去ってくエイジさんの後ろ姿を目で追ってから息を吐く。


「私ヘラヘラしてるかな、、」


紅茶を飲みながらぼーっとしてると


「お待たせしました〜スペシャルツリメケーキでーす」


「え?!」


「さっきエイちゃんといた??」


静かに頷くとツリメくんは″休憩とれたから少しここで待ってて?″そう言ってケーキを置いて裏に入っていった。


裏から出てきたツリメくんは私の前に座ってオレンジジュースをストローでくるくるしながら私を見つめてくるから私は俯いて手いたずらを始めて照れてるのを隠した。


「ねえさっき何話してたの??」

少し前のめりになって興味津々なツリメくん


「いや、、えっと〜…私がひかれそうになったのを助けてもらったので手当てです」


「ほぉ〜エイちゃんはやっぱ優しいな〜」


優しいんだろうけど怖いよ、、エイジさん。
きっと友達思いだから友達には優しいんだろうな〜


「あ、あの、エイジさんって過去に何かあったんですか??私、、気になるんです!!」


顔を上げてツリメくんの目を真っ直ぐ見て言うとツリメくんは話してくれた。

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チッチ(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張って下さい! (2017年8月4日 11時) (レス) id: 4a68ee8dfe (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - オリジナルフラグをはずしてください (2017年8月4日 7時) (携帯から) (レス) id: 4baa3bba27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yun | 作成日時:2017年8月3日 2時

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