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あと少しで夏休みも終わる。
遅いような早いような、、、
『前から何回も言ってるけど俺ゆうなちゃんがすきです。』
『困らせちゃうかもだけど俺だってゆうなちゃん好きなんだから』
『お前のことが好きだ』
1人で思い出して1人で恥ずかしくなって1人で焦ってバカみたいに、恋愛対象かなんて聞いてないでしょ私!!!
プルルルル〜プルルルル〜
画面に表示されてたのは【リクヲくん】
「あ、もしもし」
「もしもし?ゆうなちゃん?」
「はい、どうしました??」
「この前言ってたお店の予約が取れたんだけどどうかな今日の夜とか」
「良いですね〜行きましょ!」
そういうとリクヲくんはいきなり声が明るくなって
「じゃあ、今日の夜!迎えに行きます、」
「は、はい待ってますね」
お互い″ じゃあまた後で ″そう言って電話を切った。
服も着替えて少しメイクをしてお気に入りのコロンを首筋に吹きかける。
「よし。大丈夫かな?リクヲくんは大人な感じするしお店だってきっと大人っぽいもんね、でも私にぴったりって言ってたけどこれで大丈夫かな、、?」
なんて鏡の前でセットしてお気に入りのワンピースに身をまとう。
駅に向かいながらリクヲくんに連絡を入れるとすぐに返事が来た
「もう駅にいるから改札前で」
「はい!私ももうすぐでつきます」
やっぱりリクヲくんは大人だ。落ち着いてる。
駅について改札を見るとリクヲくんは立ってた
「リクヲくーん!!」
小走りで向かうとリクヲくんはいきなり下を向いて私を一切見ない。
「り、リクヲく、、ん?」
名前を呼ぶと少し顔を上げて
「今日いつもより…す、素敵です()」
「に、似合ってますね可愛い…です、」
服を褒めて貰えて私も少し調子に乗って
「お気に入りワンピなんですよね、ワンピ可愛いですよね!」
チラチラとワンピを見ながら言うとリクヲは首を横に振って
「ワンピも可愛いけど、、その…ゆうなちゃんの方が、、可愛いってことで…」
段々語尾が消えていくリクヲくんは耳まで赤くなっていた。
「え、、あ…ありがとうございま、す。」
リクヲくんってそんなこと言う人なんだ、
少し驚きながら2人で電車に乗った。
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kunihiro8(プロフ) - 面白かったです!!!!!!!!次回も楽しみにしています!!!!! (2017年8月25日 17時) (レス) id: 55644c71c9 (このIDを非表示/違反報告)
いえい - エイちゃんに電話して欲しい (2017年8月24日 10時) (レス) id: ce06a15fb6 (このIDを非表示/違反報告)
ツリメ。カメムシ。 - 移転先でも頑張ってください! (2017年8月12日 20時) (レス) id: 874f7f8e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yun | 作成日時:2017年8月12日 16時