検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:41,863 hit

042 ... そらちぃ ページ12

俺が風呂から上がった時キッチンでツリメとゆうなちゃん同い年が揉める声が聞こえた。


「歩いて帰れます!!!」

「ダメだって!!!何回言えばわかるの!?夜道は危ないの!!リクヲみたいなむっつりもいるかもしれないんだよ!?!?」


ツリメの一言に思わず吹き出した俺は何も無かったように二人のいるリビングに向かい1つ案を出すとゆうなちゃんは一言も言わず言われるがまま泊まることになった。



みんな風呂から上がりソファーに腰掛けDVDを見始めることにしたけどゆうなちゃんは俺らから少し離れたところある椅子に腰掛けDVDを見てた。


「この作品のさ3くらいがもっと怖いじゃん?3まで見ちゃう??」


俺は頷いてゆうなちゃんにも声を掛けたけど返事はない。



「ゆうなちゃん???」


覗くと長いまつげに少し赤くなってる頬乾ききってない髪。サイズが合ってないブカブカの服。


「ほんと可愛いね。寝顔も素敵だよ、」


「………。」


「ねえゆうなちゃん。俺だけを見てね、」


そう言って額に優しく唇を落とす。



「空〜ゆうなちゃん寝たの?」


「うんそうみたい。だから静かにしてよっか。えいちゃんの部屋連れてくよ」


お姫様抱っこをしてエイちゃんの部屋のベッドにそっと寝かせた。


どうか今日みたいなハプニングでエイちゃんが帰ってきませんように。


そう祈って俺は部屋を後にした。

043 ...→←041 ...



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
155人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kunihiro8(プロフ) - 面白かったです!!!!!!!!次回も楽しみにしています!!!!! (2017年8月25日 17時) (レス) id: 55644c71c9 (このIDを非表示/違反報告)
いえい - エイちゃんに電話して欲しい (2017年8月24日 10時) (レス) id: ce06a15fb6 (このIDを非表示/違反報告)
ツリメ。カメムシ。 - 移転先でも頑張ってください! (2017年8月12日 20時) (レス) id: 874f7f8e04 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:yun | 作成日時:2017年8月12日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。