59時間目 天気 ページ9
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律「おっしゃる気持ち、分かります寺坂さん…昨日までの私はそうでした…ポンコツ。そう言われても返す言葉はありません…っ」
固定砲台さんはそう言って泣き出し、天気も雨になってしまった。
『あー寺坂が女の子泣かせたー』
原「寺坂くんが二次元の女の子泣かせちゃった〜」
私は固定砲台さんの隣にいるメグに後ろから抱き付いてそこからチラッと寺坂を細めで睨む。
寺坂は冷や汗をかき始めた。
寺「なんか誤解される言い方やめろ！！Aもそんな目で見んな！！」
竹「素敵じゃないか、二次元…Dを1つ失う所から女は始まる…」
磯「竹林！お前それが初セリフだぞ？！」
木「いいのか？！」
竹林くんってそんなキャラだったの？！
しかもなんかちょっと言い方すごかったよ？！
律「…でも皆さん、ご安心を！」
固定砲台さんが泣き止んだらしっかり天気も晴れた。
あ、やっぱり心情で変わるんだ、天気。
しかも自分で機械動かせるなんて、殺せんせーが大金使い果たしただけある！
律「殺せんせーに諭されて、私は協調の大切さを学びました！私の事が好きになっていただけるよう、皆さんの合意が得られるまで…私単独での暗殺は、控えることにしました！」
ニコニコしながら言った固定砲台さんは、もうほんとに女の子そのもので可愛い。
殺「そういうわけで仲良くしてあげてください。…あぁもちろん、先生は彼女に様々な改良を施しましたが、彼女の殺意には一切手をつけていません」
じゃあ、単独の暗殺を諦めたことは固定砲台さんの意思ってことか。
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作者名：柚 | 作成日時：2020年3月27日 16時
