この教室で私たちは… ② 《暗殺教室×しゅごキャラ？》 (ページ42)

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92時間目弱点ページ42

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莉「いるよね～自分で作ったフィールドの中だと王様気分になっちゃう人～」

木「あぁ。有難いのに有難みが薄れちゃうよ…」

皆はピーピー笛を吹いてる殺せんせーの方を向いて呆れた顔をする。

殺「…ヌルフフフ。景観選びから間取りまで自然をいかした緻密な設計…皆さんには整然と遊んでもらわなければ！」

め、めんどくさいぞこのタコ…！

倉「かたい事言わないでよ殺せんせー！水かけちゃえ！」

殺「きゃあっ！」

「『………？』」

陽菜乃ちゃんが上にいる殺せんせーに向かって遊び心で水をかけると、殺せんせーから中学生女子くらいの声が聞こえた。

私たちは驚いて声が出なかった。

どこから出たんだその声は…。

すると、カルマくんが先生の乗っている脚立をユラユラと揺らし始めた。

殺「ぎゃあ！カルマくん！揺らさないで！水に落ちる！落ちる、落ちますって！！」

『…殺せんせーって水ダメなんだー！』

私が思ったことを素直に口に出すと、皆がぶはっと吹き出した。

殺「なぁ？！いやあ、別に泳ぐ気分じゃないだけだし～水中だと触手がふやけて動けなくなるとかそんなんないし～」

いや、今自分から弱点暴露したよね。
渚の集めている弱点の中にも1つ追加されたね。

私はニヤッと笑ってさっきのカルマくんと同じく脚立を揺らした。

殺「だからダメですってAさん！！！」

『えー？でもビート板持ってるじゃん』

殺「ビート板じゃありません！ふ菓子です！」

紛らわしいわ！！

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