81時間目 ケーキの取り合い ページ31
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鷹「おぉ〜！あんたが殺せんせーか！食え食え！あ、まあいずれ殺すけどな！」
鷹岡先生はそう言って笑った。
私は皆が鷹岡先生を見てる隙に下に置いてある余っているケーキに手を伸ばした。
片「こら！」
しかし誰かが私の手をパシッと叩く。
『意地悪メグ』
片「そういう問題じゃないから…」
またメグに止められ、私は睨んで諦める。
メグはそんな私を見て苦笑いをした。
木「同僚なのに烏間先生と随分違うっすね！」
原「ふふ、なんか近所の父ちゃんみたいですよ！」
鷹「へへへ、いいじゃねえか父ちゃんで！」
そう言うと鷹岡先生は莉桜ちゃんと三村の肩を持った。
鷹「同じ教室にいるからには、俺たち家族みたいなもんだろ？」
鷹岡先生の後ろで殺せんせーが凄い勢いでケーキを頬張っているのが見えた。
いやいや私注意されたのにずるいぞ？！
『殺せんせー、1人で食べてないで私にもー！』
殺「ニュヤ？！Aさん！嫌ですこれは先生のなんですから！！」
『えええ！皆のだよー！！』
私はそう言って殺せんせーに後ろから飛びついた。
しかし手を伸ばしても殺せんせーはマッハ20を使って逃げる。
こういう時に使うなんて！腹立つ！！
な「A。」
片「ほんと懲りないねえ。」
そして終いにはまた同じ2人に腕を掴まれて連行。
『うわーん2人とも嫌い！』
な「…ふーん？」
『…なんでもありませーん！！』
私はなぎひこのいつもと違う声に気づき、焦って逃げたものの…捕まった。
皆からのご愁傷様という言葉は完全に冷めていた。
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作者名：柚 | 作成日時：2020年3月27日 16時
