46時間目 拉致 ページ46
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それから神崎ちゃんの暗殺の希望コースに行った。
そして、ここで決行に決めようとした時…
「…マジ完璧」
「なんでこんな拉致りやすい場所歩くかねぇー」
と、明らかに不良な男たちが大勢現れた。
そして、反対側からも怖い男が来て、私たちは完全に囲まれてしまった。
赤「なにー？お兄さんら…観光が目的っぽくないんだけど。」
カルマくんお願いだから挑発しないで〜…！
でも、喧嘩はしない約束だったけど…このままだと普通に拉致されて終わりな予感…
「男には要はねえ。女置いてお家にかえ…ぶふぉっ、」
カルマくんはそう言った男の顔を思いっきり掴んで地面に叩きつけた。
『カルマくん？！』
赤「ほらね渚くん？目撃者のいないとこなら、喧嘩しても問題ないっしょ？」
渚「…あ！！」
急に渚が指差して叫んだかと思ったら、1人の男が何か凶器を持っていた。
私たち女子は恐怖で動けず立ち尽くす。
『あれ？奥田さん、は…っ！！』
茅「A！うわぁ！！」
いつの間にか奥田さんがいなくなっていて、しかもそれを言おうとしたら私たちは男に捕まってしまった。
…終わった。
「おい！車出せ！」
『離して！』
私たちはもちろん男の力には勝てず、そのまま車に入れられ、
気づけば変な倉庫のような所に紐でくくり付けられてしまった。
「連れに招集かけといた。記念撮影の準備もなあ？ここなら騒いでもだーれも来ねえ。」
目の前にはたくさんの不良たち。
気持ち悪い…。
どうしようなぎひこ、
しかし心の中で叫んだってなぎひこには届かない。
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作者名：柚 | 作成日時：2020年3月26日 14時
