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01 確かめたくて. ページ2

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いつも私は不安だった。







瑞稀は言うまでもなくモテるし、

告白してきたのは瑞稀の方だったけど、
いつもデートに誘うのも、一緒に帰ろと約束をするのも、好きだと伝えることさえ、
いつもいつも私から。

告白してくれた時のほかに、彼から私に何かしてくれたことはほとんどなかったと思う。









いつからか私はその不安をかき消すために、
「別れよう」と口にすることが増えていった。





そうすれば、必ず止めてくれる瑞稀がいたから。









そこで愛を確かめることしか、


その頃の私には出来なかったんだ___









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02 拗れ.→←00 prologue.



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作者名:べりこちゃん | 作成日時:2020年5月20日 17時

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