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棒付きアイス ページ4

治「ほい」

『さんきゅ』



治からアイスを受け取る

宮家の縁側で扇風機にあたりながらアイスを食べているこの頃

侑は定番のガリガリ君ソーダ味

治はパルム

俺はもりだくさんフルーツのリンゴ味



侑「あ''つい''ーーー」

『今年最高温度らしいぜ』

治「オカン水撒きしてや」

宮母「買い物行かなアカンねん、あ、海斗君もお昼食べていきや」

『マジすか、あざーす!』

治「飯なに?」

宮母「冷やし中華」

侑「おっしゃ」



「お留守番よろしゅうな〜」

と言いお買い物に出かけた宮母

この家には俺と双子しか居ない

3人いると言えど静かなもんだ

暑くて喋る気もおこらん



『あべ、溶ける』



ボーっとしていたらアイスが溶け始めており、垂れてきた

手に付かないように舐めたつもりだったが

既に少しだけ付いていたためそれも舐め取る



侑「...」

治「...」

『?、なんだよ』

侑「、なんかアカンもん見た気がする」

治「同じく」

『溶けたアイス舐めただけだろ、なに 溜まってんの?』



と意地悪っぽく言う

こんなんじゃ乗らんだろ

そう思っていた俺が馬鹿だった

突然俺が咥えてたアイスの棒部分を持つ治

何するんだと思っていたら、持ったアイスを前後に抜きさししてくる治

いや、ちょ...苦し



『ング...ン...ちょ、ゥ...ンゥ''...ハッ、ンン''ッ』



奥まで入れられるから喉に当たって苦しい

ほんと何してんの...ッ

ジュプジュプいやらしい音たてないで!?

心做しか顔赤くなってる気がすんだけど!?

俺が!!←

◈→←◈



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作者名:布団 | 作成日時:2022年12月21日 17時

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