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1日目 ページ2

彼は月島蛍と言うらしい





黒尾「んで、ツッキーのどこが好きなんだよ」





『…てつうるさい、セクハラ、臨時で入ったマネージャーも今回が最後だからな』





黒尾「へいへい」






そう、私は受験生なのだ。特段成績が悪い訳では無いが、目指している学校も上位校と呼ばれるもの。

てつに誘われ息抜きと称し、貴重な夏休みの1週間を貸してやったのだ。


まぁ、部屋で勉強もしているのだが、












それにどうせ次はないんだ。残念ながら音駒が春高に行ったとして、春高がやっている頃こっちは受験シーズン真っ只中。



私も周りと一緒で春高が始まる頃には第1志望の受験まで十数日だ。見れたとしてもきっと見逃し配信だろう。















月島くんに話しかけない理由を作り、私は胸の中のモヤモヤを見て見ぬふりをした。

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作者名:流果 | 作成日時:2021年12月30日 19時

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