【殺戮の天使】双子

対峙 ページ36

築くのが友人なら。
壊すのは愛情？

どうだろう。

私は何のために生きる？

『あ…あ…』

ザ「………俺はこんなことするためにここにいるわけじゃねぇ。」

×××××。
ただ意味を持たず生きる

『嘘つき…違う…』

苦しくて悲しくて辛すぎて

ｶﾞｯ!

ザ「下手くそ。ただ振り回しておけば良いって訳じゃねぇんだよ。」

『！！』

過去に何かあって。
それをお前たちみたいに捨て去ってしまえばみんな幸せなんだろ？

『そんな事……

ｻﾞｻﾞｻﾞ…ｻﾞ

「××。これはね?振り回してもいみないんだよ?」

返してよ…返して…××…×××を返して…。

そんな事！！嫌と言うほど！！！わかってるよ！！！』


僕だけを消した場所で


電気が

明るくなる

始めてみるエディの姿。

エ「レイチェル…どうして？」

レ「……」

冷えた部屋にエディの落胆した声が響く
レイチェルはその濁った目を斜め後ろの私たちを



冷ややかに見ていた。



エ「せっかく君のお墓を作ったのに…」

ザックが私の持っていたつるはしの上に乗り、その先に進んでいった

『待って！』

ザ「そりゃお前……」

壁に寄りかかり、ニヤリと笑い
私から目を反らし

ザ「フラれたんだよ」

エ「しまった！」

鎌を構える
目線を私達から外して下に向ける
語りかけようとする

僕は？
私は？

何をすれば良い？

カチャリと音がなる
何かが聞こえる

後ろを振り向く
彼女が居た。

≪ねぇ。嘘つきさん≫
≪何がしたかったの？≫
≪私の場所を≫
≪奪い取って楽しかった？≫

なにも聞きたくない
なにも言いたくない
だけど許さない。
彼は許さない

その長くて細い指で

私を指差す。

『っ…！』

ザックは心底嬉しそうにそちらを見て
私を見て

ザ「レイとメアはテメェの墓を望んでねぇってよ。」

やだ…また私が…。

エ「……近づくな！裏切り者！墓荒らし！悪魔！

レイチェル！」

私の心に釘が刺さる

エ「こんな悪魔みたいな奴やめてさ」

悪魔…
悪魔悪魔悪魔悪魔悪魔！！！

エ「僕のお墓に入ろうよ！ね？ね？ね？」

ザックが鎌を構える
レイチェルは首を横に降る
エディは……

ザ「なぁ。そんなに墓がいいんなら」

悪をたたく。
嘘の正義振りかざす

それで君は満足できるの？

ザ「お前を真っ先に入れてやるよ！！！」


『ハハッ』



ｶﾞｸﾝ

二人の距離が縮まる

ﾌﾜﾌﾜ ｸﾞﾜｸﾞﾜﾎﾞﾛﾎﾞﾛｷﾗｷﾗ

エディ→←枕

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