心の弱さ ページ29
『寒い……暗い………』
さっきよりさらに寒くなり濡れた衣服に刺さる空気が憎い
レ「………」
黙々と進むレイは何かの機械を見つけて、一人で何かを呟くとスイッチを押した
クスクス
『?!』
笑い声が聞こえた
とうとう僕死んじゃったんだ
?「やっぱり≪片思い≫より≪両思い≫が良いよね!」
少年の声が聞こえる
『誰!?』
暗くて何処に居るかわからない
………
?「ボクは君たちの事よく分かるよ!」
?「レイチェル!君は死にたいんでしょ?」
?「そしてメアの願いは…」
『止めて!』
この子は何を知ってるの?怖い…
レイは声がする方をじっと見つめている。
?「…まぁいいや。僕が望みを叶えてあげるよ!」
キシッと上から微かに聞こえる
「ねぇ。だから」
____「__ってこ___イ!___っ!」
誰かの声だ
『何か…聞こえた』
誰かの声なんて解りきってる
『___ザッ
レ「!!ナイト下がって!」
?「yesって____答えて」
トンと何かが降ってくる
『ひっ!』
何かが僕の口に触れる
大きな手だ
それと同時に明るくなる周り
「__って____が!」
『___!!___!!』
思うように喋れない
あの死体と同じ臭いがする手袋
耳元に顔を寄せて来る少年
?「君が静かにしないとボクの計画がダメになるんだ。勿論君もレイチェルも無事じゃなくなるよ?」ボソッ
『!!』
パラパラパラ…
僕の中の何かが崩れる
パラパラと音をたてて何かが崩れる
?「二人ともそんなに驚かなくて良いのに!」
怖い。座り込みそうになりそうな感覚が僕を襲う
寒い……寒い冷たい…
?「さっきから声を掛けていたのも≪ボク≫…なんだよ?」
僕を側に寄せて笑う少年
?「やっと会えたねレイチェル。メア。__ボクはエディ!」
麻布のがさがさが僕に当たる
そこから見える凶器的な狂った瞳は今はレイに向いている
レ「…………ナイトを離して」
エディから少し距離を置いて話かけるレイ
エ「逃げないでよ!ボクは君たちを他の人みたいに突然殺したりしないよ?」
レイは目の前のエディを疑いの目で見る
エ「ほんとだよ!大丈夫!ボクは君の望みも君のこともよく知っている。」
レ「……」
エ「君の…お父さんお母さん周りのものがどうなったか……ぜーんぶね」
私にすり寄るエディにさらに寒くなり動くことが出来ない
怖い………助けて……お兄ちゃん
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴雫丸(プロフ) - 松師匠さん» はい!次回作はエディと双子設定です!キャシー……それはまた怖い話になりそうですね((((;゜Д゜)))でもみてみたい気もします(*´ω`*) (2017年8月25日 12時) (レス) id: dfbb8c3595 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - 晴雫丸@夕闇旅一座さん» こんな私の駄目作品を見てくださりありがとうございます!!!エディと双子設定ですか……それもいいかもしれませんね!・:*+.\(( °ω° ))/.:+ワァ キャシーと双子になったら、ドSの線を超えてしまう気がしますw (2017年8月23日 6時) (レス) id: 72afab9a67 (このIDを非表示/違反報告)
晴雫丸@夕闇旅一座(プロフ) - 松師匠さん» 作品拝見いたしました!そうです!夢主が双子設定です!正直にもうしますと、エディと…って考えてたんです(汗)評価ありがとうございます!松師匠さんのように面白い作品かけるように頑張ります! (2017年8月13日 3時) (レス) id: ee9da6c0c4 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - 双子設定ですか!私も考えてたんですよ!レイと双子設定など!!そして、この小説を読んだ瞬間すごく気に入りました!!!評価しておきます!頑張ってください! (2017年8月12日 23時) (レス) id: 72afab9a67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ