お墓の番人 ページ24
何かが頬に触れる感覚で目を覚ました
『んぁ？』
「！！」
目の前には青のオーバーオールに汚れた白シャツ
赤いマフラー。
顔を大きななにかで覆っている
『かぼちゃ？...』
薄暗くじめじめして空気は冷たいのに
体は暖かい。
『布団？』
どうして...ここは...
「倒れてたんだけど...息があったから...」
目の前のそう言った。
息も途切れ途切れで、そんなに重たかったかな僕...
小さい体で僕を持ち上げるのか...凄いなー
尊敬の意味を込めて改めて見ると土で汚れていて、石の破片がついていた
それに涙声
涙声？
『泣いてる？大丈夫？あ……もしかしてあの自称マトモな成人男性…おばかが何かした？』
だって墓石を壊すなんて罰当たりはあいつしかしてないでしょ？
てか、あいつしかしないでしょ
ね？(威圧
「あ、うん...大丈夫だよ...」
全然大丈夫そうじゃない声でそう答える。
ザザザ....
《大丈夫だよ...》
《にいちゃん...》
《大丈夫。僕が守る。》
《メア》
《ナイト？》
ｷﾞｭｯ
「な？！何してるの？！」
『大丈夫は大丈夫じゃない証拠。』
よしよし大丈夫だよ。
背中をとんとんしながら私はずっとなにかを思い出そうとした
しばらくしたら落ち着いたようで規則正しい寝息が聞こえた
思い出そうとした事は忘れてしまった。
いや。忘れようとした。
それだけキツかったのだろう。泣いてる理由はわからないけど。
にしても被り物...邪魔だろうな...でもあのバカみたいに怪我とかで被り物してたら...
よし。
外そ。顔がみたい。
外すと出てくる赤毛。
あ、かわいい。
でも...
『僕のメアじゃない。』
泣き腫らした目にそっと触れると強く目を瞑る。
きっとザックに会うと絶対殺される
可哀想。
たぶんこの子も何かを探し求めてる。
仲間...
『？！』ｿﾞﾜｯ
何かが腕を伝い、背中が水を伝う感覚。
気持ち悪くない。むしろ心地がいい何かが背中を這う感覚
なんだ？
そっと触れると赤い。
『血？』
それはさっきまであの子を抱いて、支えてた方の手
『ザックに...殺られてたの？』
まだ息はある
処置を施せばまだ大丈夫だと思う。
それに...
『またあいつに会えばきっと今度こそ...』
あたりにあるもので処置をし始めた
『衝撃を吸収してくれるのは...これを代わりに...』
暗い。
二人きり
怖いけど助けなきゃ
仲間だから。
『できた...』縛り付けるように結ぶと動きだす
痛かったのかな？
終わったら部屋からでた。
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晴雫丸(プロフ) - 松師匠さん» はい！次回作はエディと双子設定です！キャシー……それはまた怖い話になりそうですね((((；゜Д゜)))でもみてみたい気もします(*´ω｀*) (2017年8月25日 12時) (
レス) id: dfbb8c3595 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - 晴雫丸@夕闇旅一座さん» こんな私の駄目作品を見てくださりありがとうございます！！！エディと双子設定ですか……それもいいかもしれませんね！･:*+.\(( °ω° ))/.:+ワァ キャシーと双子になったら、ドSの線を超えてしまう気がしますw (2017年8月23日 6時) (レス) id: 72afab9a67 (このIDを非表示/違反報告)
晴雫丸@夕闇旅一座(プロフ) - 松師匠さん» 作品拝見いたしました！そうです！夢主が双子設定です！正直にもうしますと、エディと…って考えてたんです（汗）評価ありがとうございます！松師匠さんのように面白い作品かけるように頑張ります！ (2017年8月13日 3時) (レス) id: ee9da6c0c4 (このIDを非表示/違反報告)
松師匠 - 双子設定ですか！私も考えてたんですよ！レイと双子設定など！！そして、この小説を読んだ瞬間すごく気に入りました！！！評価しておきます！頑張ってください！ (2017年8月12日 23時) (レス) id: 72afab9a67 (このIDを非表示/違反報告)
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