真実 ページ10
LT「…もぐもぐ…」
「………汗」
やばい、無言すぎる
耐えられない！！泣
「あ、あの、テレビでもつけましょうか！」
LT「っ！え、テレビは、あの、」
ピッ
「あ、SUPERJUNIORだ」
LT「…好き？」
「テレビ全然見ないので人までは分かんないですよね、なので好きってほどでは…」
LT「ほっ…じゃ他の、番組にしよっ…」
「あれ、この人って……」
LT「？！」
「………ドンへ？」
DH『こんにちは！ドンへです^ ^』
「やっぱり！ドンへってSUPERJUNIORだったんだ……」
画面の中にはいつもの笑顔のドンへがいた
芸能人だったなんて……
LT『こんにちは！僕はリーダーのイトゥクです^ ^！』
「…ジョンスさん……」
LT「……ごめんね、今まで言わなくて。僕、SUPERJUNIORのイトゥクなんだ」
ドンへの次にうつったのは、今目の前にいる人だった
「え、でも、名前……」
LT「イトゥクっていうのは芸名、本名はAちゃんに教えた通り、ジョンスだよ」
混乱してる
まさか芸能人だなんて思わないから
それに、すごく有名な
「………」
LT「初め自己紹介した時に、この子知らないなって分かったんだ。言おうって思ってた、でもAちゃんの笑顔を見たらどうしても言えなかった。今の関係が崩れちゃうんじゃないかって……驚いたよね、しっかり自分の口から言えなくて、ごめん」
「ドンへとは、兄弟で同じグループに？」
LT「本当の兄弟って訳じゃなくて、メンバーとして、大切な弟なんだ」
「あ、そうなんですね…私、勘違いしてて…」
「「………。」」
LT「ハンバーグ、ありがとね^ ^すごく美味しかった」
「っいえ！良かったです^ ^」
LT「洗い物、僕がやるよ」
「大丈夫ですよ、やっときます」
LT「でもこれくらいは、」
「私がやります！！！！」
っ…何言ってるんだろ、なんで怒ってるの？私
LT「…じゃあ、お願いするね」
「はい…すみません…」
LT「僕、そろそろ帰るね？」
「あ、あの…」
LT「ほんとにありがとう^ ^じゃあ、また」
「はい、また」
バタンっ
なんて言えばいいのか分からなかった
訳が分からなすぎて、今は1人になりたかった
私とは住む世界が違う
好きになっちゃ、いけないんだ
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作者名：にこ | 作成日時：2014年11月13日 1時
