嫌な思い出 ページ4
ジョンスさんと話すだけで気分が明るくなる
なんでかわからないけど、
凄く、嬉しい
「…誰？」
家に着く手前で、ドアの前の人影を見つけた
？「あ、A、」
！？
「……なにしてんの、気安く来ないで」
人影の正体は、元カレである、スヒョンだった
SH「A、話がある」
「私は何もない。帰って。」
SH「聞いてくれ！謝りたいんだ」
「は？今さら何を謝るの？もうどっかいって」
がしっ
「いっ、った！」
家に入ろうとしたら腕を掴まれて動けない
「離して！なんなのよほんとに！」
スヒョンは私の腕を掴みながら歩き始めた
「痛い！やめて！」
SH「………」
急にきてなんなの、話したくもない、こんなやつと
着いたのは近くの公園
SH「…ちゃんと、謝ろうと思って、」
「……。」
SH「ほんとに、ごめん。謝っても許してはもらえな…」
「そうね、許せない。分かってるならもう帰って。」
スヒョンとは1年前から10ヶ月付き合っていた
スヒョンは人気者で、優しくて、告白してきてくれた時は凄く嬉しかった
幸せな日々が続いたのもつかの間、
半年記念日の次の日に、クラスの男子が話しているのが聞こえ、その言葉に驚き、泣いた
『あいつらまだ付き合ってんの？』
『昨日で半年だぜ？ってかスヒョンもびっくりだろうな、まさかオッケーするとは思わなかっただろうし笑』
『それな笑』
初めはどういうことかわからなかった
でも、落ち着いて考えてみたらよくわかった
スヒョンは、私の事が好きで告白してきたんじゃない。
スヒョンに聞こうと思っても、私に向ける笑顔を見たら、なにも言えなかった
そして10ヶ月記念日
SH「A、おめでとう。」.
「うん、おめでとう」
SH「これからもよろしくな」
「…それは無理ね。」
SH「……え？」
「スヒョン、私のどこが好きで告白してくれたの？」
SH「え、それは……」
「全部教えて。どうして言うことになったのか」
SH「…分かった」
スヒョンが話した内容は、私が考えていたよりも酷く、傷つくものだった
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作者名：にこ | 作成日時：2014年11月13日 1時
