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叶わない*DH ページ14
イライラしながらもAに
電話をかけた
A「…もしもし」
…今にも泣いてましたって声
相変わらず分かりやすい
「じゃ、待ってるね」
ゆっくり話すためにも
Aの家から少し離れたところに
車を止めた
A「ごめんね、おまたせ」
まったく、
そんな真っ赤な目みたらなにも言えなくなる
イラついてた自分が馬鹿みたいだ
「歩きながら、話そっか」
僕も言わなかった訳だし
しっかり謝らなきゃ
…………
「ほんとにごめん」
A「いつものドンへらしくないよ？
ほら、笑って？^ ^」
あーーーもう
この気持ちはどこにやればいいんだろう
「トゥギひょんに、会いに行こう」
A「…っありがとう、ドンへ」
最高の笑顔
ひょんが好きなんだって伝わってくる
恋してる顔
僕じゃない人を想ってる顔なのに
それでさえ愛おしい
思った以上にAに惹かれてたみたいだ
俺は
続く
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作者名：にこ | 作成日時：2014年11月13日 1時
