【オリジナルBL集】 (ページ4)

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零｢なんだよ？改まって｣

清｢マジでやばいんだけど｣

零｢だからどうしたんだって？｣

清｢住む所なくなりそう｣

零｢…は？｣

清｢俺一人暮らしって言ってたじゃん？親からの支
援があるとはいえ結構古いアパートだったんだ
けど古すぎて建て壊しするらしいんだよね｣

清｢その手紙が日曜日にポストに入れてあって親に
も一応連絡したんだけど実家には帰りにくいか
らさ、新しい家見つけないといけないんだよね｣

零｢帰りにくい？｣

清｢あれ？先生に言わなかったっけ？俺今の母親
と血が繋がってないんだよね。小さい頃に本当
の母親が事故で死んで、父親が再婚したのが今
の母親｣

清｢不動産にも聞いたけど家賃4万未満で学校周辺
ってないらしいんだよね｣

清｢っていうわけで俺は絶賛新居探し中なんだけど
先生いい感じの家知らない？ちなみに引っ越すのは日曜日｣

零｢…お前今日何曜日か知ってるか？｣

清｢？知ってるよ水曜日だけど｣

零｢馬鹿かお前！今から探して間に合うわけないだ
ろ｣

清｢いざとなればホテルにでも泊まって来週末に不動産で探そっかなって｣

零｢…1ついいところがある。連れてってやるから6時30分に学校まで来い｣

清｢マジで!?やりぃ！6時半ね、俺ん家ちょっと遠いからもう帰るね！また後で｣

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6時30分頃

清｢あっ！来たきた残業してたの？｣

零｢ああ、少しだけな｣

清｢それで俺の新居候補ってどこ？｣

零｢そこまで送ってやるから車乗れ｣

清｢先生の!?最近優しいよね先生｣

零｢置いてくぞ｣

そう言って零の車に乗り、2人は清の新居候補へと向かった

清｢…ここ？｣

清が不思議そうに聞きながらたっていた先には10階建ての新しめのマンションだって

零｢さっさと入るぞ｣

零はそういうと手慣れた手つきで出入口を開きエレベーターに乗っていった

清(…これ絶対家賃4万未満で収まらないよね？てかなんで先生普通に中に入れてるの？)

そう不安になる清をおいてエレベーターは7階で止まった

エレベーターから少し進んだところで零は立ち止まり

零｢ここだ｣

と言い鍵を開けて中に入っていた

清｢ちょ先生勝手に…｣

そう言いかけた清は驚いて言葉を失った。なぜならそこには男物の靴や服が置いてあり見るからに誰かが生活しているようだったからだ

清｢先生ここ誰の家!?勝手に入っちゃダメでしょ｣

零｢別にいいだろ？だってここは…｣