君 が い た か ら ページ35
健二郎side
隆「健ちゃん、起きて。」
健「ん …」
朝、隆二に身体を揺さぶられて目が覚めた。
あ、そっか、隆二の家に泊まったんやんな …
隆「朝ごはん食べて?臣ん所行こ?」
健「うん …」
言われた通りに用意してくれた朝ごはんを食べて
持ってきてた服に着替えて病院に向かった
隆「おっはよー…う … 」
先に入った隆二が固まった
ん?何?
チラッと後ろから除くと
臣「はよ。隆二 … 健二郎くん。」
臣 … ? 本物 … ?
臣「あー、久々だから声ガラッガラ笑」
なんて言って笑ってる臣ちゃんにゆっくり近づいて
その頬に手を添えた
臣ちゃんや … 臣ちゃんが、起きてる …
健「臣ちゃ … 、臣ちゃ … っ!」
臣「健二郎くん。お待たせ。」
そう言って抱き締めてくれた臣ちゃんは
臣ちゃんの匂いがした。
健「ふ … っ、」
臣「ひとりにしないって約束したのに、
ひとりにしちゃってごめんね。」
健「怖、かった … !!」
臣「うん、ごめん …」
強く、強く、ギュッて抱き締めてくれた。
どれくらいの間そうしてたんかな
直人「臣!!!!」
隆二が連絡したんやろう
メンバーみんなが揃った
臣「はは、おはようございます。」
みんなから嬉し涙が溢れた。
その後すぐに臣ちゃんは検査をして
異常なし。3日後には退院出来るとのこと。
それからの3日間はこの一週間の寂しさを埋める様に
臣ちゃんと一緒に過ごした。
それから3日後。
今日は退院の日。
病院にみんなで向かった
玄関で看護師さんたちに花束貰ってんの見てムカついたけど
俺たちに気づくと軽く解釈して走ってきた。
臣「隆二これやる」
って貰った花束を渡して
俺の手を引いてタクシーに乗り込んだ。
臣「また明日ゆっくり。」
とだけみんなに告げると俺達の家へと急いで向かった。
臣「久々だな … 健二郎くんの匂いが強くなったね」
なんて笑ってる臣ちゃんに
健「臣ちゃん、おかえり。」
って言うと
臣「ただいま。」
って、微笑んでくれた。
臣ちゃんの存在は当たり前なんかじゃなくて
いつ、何があるかわからん
もしかしたら明日、もう会われへんくなるかもしらん。
どんなに何をしたって後悔はする。
でも、それでも少しでも後悔しないようにと
俺は精一杯
臣ちゃんを愛します。
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HARU(プロフ) - いつもおもしろく見てます!玲於と岩ちゃんのcouple見たいです! (2017年7月28日 1時) (レス) id: 87e98948d6 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 臣健の裏を書いてほしいです!!! (2017年7月10日 18時) (レス) id: 67b275eff4 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 初めまして!「さいごまで」のお話とても感動しました!すごく惹きつけられて良い意味でゾワッとくるような感覚になりました!同じ、お話を書く側としてすごい尊敬します!これからも頑張ってください! (2017年6月21日 22時) (レス) id: 27bcff57bd (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - part2お疲れ様でした!私は臣健が大好きなのでいつも楽しみにしてます!!これからも更新頑張ってください♪ (2017年6月21日 9時) (レス) id: 7fcda0eb77 (このIDを非表示/違反報告)
汐麻 - たまに、龍友(攻め)×涼太(受け)のCPを出してください! (2017年5月22日 10時) (レス) id: 733857bc49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mio | 作成日時:2017年5月13日 15時