お み け ん 短 編 集 ！【２】

心 ページ19

健二郎side



臣「戻ってきて …お願い …」


正直、こんな弱ってる臣ちゃん見たことなかった


隆「お願い。三代目に戻ってきて …」


こんな弱々しいみんなも。


俺が声を出すまで


ずっと頭下げてるみんなを見たら


もうええかなって思えた。


健「ほんまに辛かった。


大好きな三代目が嫌いになりそうやった


でも俺、やっぱ三代目が、みんなが大好きです。」


そう言って笑えば


みんな更に泣き出すから


俺はその分いっぱい笑った。


健「臣ちゃんは２週間俺に触れんといてな？」


って言った瞬間の絶望的な顔。


傑作やったわ。


でも久々家に帰って


家の荒れようを見たら


健「もう、誰にも触れんといて？」


許してしまうしかなかった


こんななるまで想ってくれてるんやって。


健「隆二と付き合ってた事俺忘れへんからな？」


と、ニッコリ微笑んだら


顔引き攣らせてたわ笑


でもやっぱり


何があっても俺は


三代目が大好きです。


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