お み け ん 短 編 集 ！

甘 え ん 坊 ページ16

臣side


おはようございます。


今日の健二郎くんはすごく可愛いんです


いや、いつも可愛いんだけど


今日はそれ以上に可愛い。


健「臣ちゃん …」


俺が一瞬だけでも触れてないと


こうやって泣きそうになるんだ。


臣「おはようございまーす」


今日はトレーニングだけ。


なんだけど…


啓「ほーら健二郎、臣トレーニング出来ないから。」


哲「健二郎も自分のメニューあるだろ？」


あーあー泣きそうだ …


俺に引っ付いて離れない健二郎くんを啓司さんと哲也さんが離そうと必死に。


健「嫌や … っ！臣ちゃ … っ」


俺から離された健二郎くんは俺に助けを求める。


臣「トレーニングの間だけ我慢して？」


健「…」


流石にトレーニングはしないといけないから


そう言ったんだけど


寂しそうに、悲しそうに俯いた健二郎くんを見ると


なんだか申し訳なくなってきた。


取り敢えず早く自分のメニューを終わらせて


今にもキノコ生えそうな健二郎くんを甘やかそう。


.


.


って、決めてたんだけど、


健「ふ … っ、」


ついに健二郎くん、我慢の限界です。


泣き出してしまいました。


亜「健二郎さん！？どうしたんすか！？」


周りのみんなもあたふたしてる。


… ん？なんか堕ちかかってる奴が数名 …


… 泣いてる健二郎くん、可愛いし、なんかやばい…


臣「すいません。俺と健二郎くん今日もう帰ります」


これ以上こんな健二郎くんを誰にも見せたくなくて


手を引いて急いで家に帰った。



.

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