☆2☆ ページ2
ノーサイド
今から20年ほど前、
まだメンバーが全員小学生だった頃。
玉森は熱を出して寝込んでいた。
明日はみんなが楽しみにしていた、院内学級の豆まき大会。
どうしても今日中に熱を下げたかった。
ゆ「裕太〜、早く熱下げてみんなと豆まきしようよ〜」
おでこに冷えピタを貼って、真っ赤な顔で泣きじゃくる裕太をごっちが抱っこしている。
T「んっ...ひっく...やっだっ...みんなと豆まきする゛ー！」
熱で意識もあまりはっきりとしておらず、先程からえぐえぐとごっちの肩に顔を押しつける。
ご「裕太、お熱辛いでしょ？ちょっとだけがんばろう」
泣きじゃくる裕太をそのまま二人は処置室へと連れていった。
同室の俊哉と高嗣、健永が不安そうに見守る。
T「ぎゃーー！！いかない゛ー！！」
大きな叫び声に驚いた隣の病室の宏光、渉、太輔も目を丸くした。
F「たまもり、どうしたの？」
ちょうど太輔のお腹を便を溜めないようマッサージ中だったゆっちに訊ねる。
ま「すごい熱高いらしくてね、今から下げにいくのかな」
F「ふーん、大丈夫かなー。いだっ!!ゆっち!!そこ痛い゛!!」
K「俺ちょっとみてくる！」
Y「おれも！」
いよいよ、太輔のマッサージも佳境に入ることを感じた二人は、そっと病室をあとにした。
K「太輔泣いてるとこ見られるの嫌いだもんね」
Y「泣いてる太輔見るのもくるしくなっちゃうもんね」
二人でとことこと処置室を目指す。
処置中は入れないのはわかってるけど、
終わって出てきた裕太をヨシヨシしてあげればいい。そう思っていた。
一方の処置室では、裕太と二人の攻防戦が行われていた。
とはいえ、裕太が精一杯の抵抗を見せ、いつものように布団があるかのように、ベッドの上で丸まっていた。
ゆ「...後藤、そのまま抑えて」
ベッドの上にごっちがあがり、正座した状態でその上に裕太をうつぶせのまま乗せる。
他の子より少し小さめの裕太の体は、あっという間に抑えられた。
ゆ「じゃあズボン下ろすね〜」
ズボンとパンツを下ろし、おしりを消毒すると、裕太の泣き声はさらに大きくなる。
ゆ「じゃあチックンするよ〜痛いけど動かないよ〜」
針が刺さった瞬間、今までとは比べものにならないほど大きな声で叫んだ。
これにはゆりこ先生もごっちも苦笑いである。
T「いやぁぁぁ゛!!うわぁぁぁん゛!!」
ゆ「はい！おしまい！よく頑張りました！」
処置が終わってからもまだまだ泣き続ける。
そんな裕太を抱いて処置室をでた。
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Kis-My-Ft2 M担(プロフ) - 初めまして 楽しみにしてます 宮っちが風邪を引いたのを黙ってて悪化してしまいみつと一緒の仕事の時に倒れてしまいみつに怒られながら看病されるのを見たいです (2018年10月9日 1時) (
レス) id: eaac4dbb25 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - はじめまして！北山さんの熱中症見てみたいです！ (2018年8月6日 2時) (レス) id: 3464791681 (このIDを非表示/違反報告)
名無し0810号(プロフ) - はじめまして！楽しみに更新待ってます！設定も作者様が書かれる内容も好きなタイプのでいつも楽しんで読んでます！弟組のメンバー誰かが入院して、病院から脱走してきて、悪化してしまい、兄組に説得されて病院に戻る感じのが見たいです。よろしくお願いします (2018年5月6日 9時) (レス) id: 63fb975b40 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - 毎日何回も繰り返して読むくらいこのシリーズ大好きです！最近更新されていないので少し寂しいです。また更新されるの楽しみにしています！是非、千賀くんのお話が見たいです！兄組に看病されて、意識が飛んでしまうくらい重症なお話も見てみたいです。 (2018年5月1日 2時) (レス) id: 95500ee2b3 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして、ニカちゃんが結構大きめの発作起こすの読みたいです。みんなでいる時に発作起こして欲しいです。よろしくお願いします。 (2018年2月7日 1時) (レス) id: 1460854230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2018年2月6日 2時
