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side姫宮桃李
初めて呼ばれた名前に胸が高鳴る
姫宮「あのね!先輩、このあとって時間ある?」
蘭「A〜兄ちゃんたちのこと無視か?」
にゅっとA先輩に後ろから絡みつくのは先輩のお兄さん達で、ハッとした
そうだった!嬉しくて忘れてたけど先輩お兄さん達と来てるんだ!
「あ、お兄ちゃんごめん!桃李もごめんねお兄ちゃんたちと来てて」
姫宮「ううん!あ、あの明日は学校くる?」
「え、行こうと思ってるよ」
姫宮「そっか、それなら明日ご飯一緒に食べたいなって…弓弦もでいいから…」
先輩と仲良くなりたくていえば先輩は目を丸くしたがすぐに笑ってくれた
「もちろんって言っても僕お弁当じゃないけどいい?桃李、弓弦のお弁当でしょ?」
伏見「それならば私が全員分お作りしましょう」
姫宮「え!いいよ、明日は食堂で食べるし…」
伏見「そうはいきません!坊っちゃまの体に入るものはしっかり管理しておきたいのです」
「まえハンバーガー食べに行った時添加物の味がするって言ったの忘れてないからね僕…はぁ、じゃぁ明日連絡するね」
そう言ってお兄さん達と立ち去る先輩を目で追えば寒気がした
え?!何?!と周りを見渡せばバチリと先輩のお兄さん達と目が合う
あ、この目見た事ある
これは英智様がAのこと話す時にたまにみせる独占欲丸出しの目だ
伏見「…ふむ、難儀なものですね。坊っちゃま、ライバルはたくさんおりますが私応援しております!」
姫宮「なんか先輩変なのに好かれる天才なのかも?弓弦応援してくれるの?!」
伏見「もちろんです。私は坊っちゃまの執事ですから。」
まぁ
伏見「わたくしも、ライバルですがね」
ニッコリ楽しそうな弓弦にやっぱりなぁと笑ってしまう。かれが先輩を好きな事くらいとっくに分かってる
弓弦が呼び捨てするのは七種先輩と、Aくらいだから特別な感情がないわけないんだ
姫宮「英智様もロン毛もだろうし、ほんと嫌な相手ばっかり夢中にさせるよね!もーーー!負けないからね!」
それでも向き合えたことは嬉しくて
今は少しだけでもちかづけた先輩との距離を大切にしようと思った
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サミサ(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみに待ってます。頑張ってください!! (2021年11月11日 14時) (レス) @page44 id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!何回も読み直ししてます(^-^)更新楽しみにしてます!! (2021年7月21日 20時) (レス) id: 3ce5124d80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2021年6月25日 0時