[男主]猫田くん4[OA！＋あんスタ] (ページ48)

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猫田くんと先輩たちページ48

結局あの後なんとか茨に頭を下げてまるくおさまったけど

やっぱり家の事なんとかしなきゃならないよな

逃げれたら楽なのに

｢ちょっと真面目に嫌になってきたかも｣

？｢何が嫌なんだ｣

久しぶりに聞いた声に振り返ればPrid'sがいて息を吐いた

｢なんだ～ナナたちか。久しぶり、でもごめんねちょっとまだ元気無いので構えない｣

七｢構えないって.......まぁその、なんか大変そうだけどな｣

蛍｢詳しくは分からないけど学園に圧力かかってるんでしょ？大丈夫？｣

｢あー.......どこまで漏れてんのかと思ったけどそんなに漏れてないのかまぁ個人情報だもんね｣

エメカレにバレたのはパールと、まぁハル金持ちだしなと納得する。

千｢どういうことになってるのか、相談はしてくれなそうだな？｣

｢.......うん。巻き込むの悪いし｣

それに

｢じぶんで何とかしなきゃ。｣

蛍｢まさかと思うけど、誰かに助けて貰ったりしてないの？｣

｢自分の事だし、自己責任だもん。｣

ぎゅっと手のひらをにぎりしめる。どこまでできるか分からないけど、自分のことは自分で。

千紘｢.......お前は残酷だな｣

ぽつりと言われた言葉に顔をあげれば皆が悲しそうな顔をしていて驚いてしまった

｢え？何か変な事言った？｣

千紘｢お前は残酷だって言ったんだ。なんでお前は誰にも頼らないんだ？｣

｢え、だって自分の事だし、ましてや家の問題だもん。皆に関係ないじゃん｣

七｢関係ないって！お前な、なんでそんな冷たいこと言うんだよ。俺たち、ともだちだろ？｣

訳が分からなくて首をかしげた
友達だからこそ巻き込みたくないに決まってるのに

百｢.......2人とも落ち着いて、これは多分よくわかってないと思うな。A、さっき家の問題って言ったよね、何があったの？｣

｢.......べつに、ちょっといえと揉めただけ｣

葵｢普通ならいえと揉めたぐらいで、どうこうならんだろ。｣

｢それは｣

それはそうだ、でも言えるわけない。この世界でどれくらい姫宮が影響力あるかなんてわからない

千｢お前はどうして周りの力にはなろうとする癖に自分の中には誰もいれないんだ？

お前は仲間だとか守りたいだとか言うけどお前がやってることは周りの奴らを突き放してるだけだぞ｣

胸にその言葉は突き刺さった。