小さな変化「クロスオーバー」 ページ1
七「なぁ!ニュース見たか?コズプロ!お前の事務所だろ?!」
「なぁに?ナナ、朝から声大きい」
朝、学園に行けばナナに突撃され、何事かと話を聞けばなんでもEdenのニュースらしい
コズプロの頂点の彼らのニュース、そんなの何かあったのかと渡された新聞を見ればそこには電撃脱退の文字
「なになに?音楽性の違いにより脱退・・・音楽性の違いねぇ?」
事務所も辞めたなんて、これ絶対何かある。確信を胸に七種茨に電話をかければ直ぐに彼は出た
「もしもし?」
七種「Aさんですか!お疲れ様であります!申し訳ないんですがご存知かと思いますがひなたの件で手一杯でしてーご要件なら・・・」
「ひなたの件で電話してるの。あいつ今どこ」
七種「それはお答えしかねますね!何分表沙汰になっている状況と実際の状況が違いますからね!今後彼との接触は控えて頂きたく存じます!」
「そう、切り捨てるんだねそれなら好きにさせてもらうよ」
ぶつりとでんわを切って荷物をまとめる
「ナナ、ごめん今日サボるよ。じゃぁまた!」
学校を出て駆け抜ける、居場所なんかわからないけど、昨日交換した連絡先に電話をかければ彼は出てくれて、居場所を教えてくれた
そこは学校で、巴日和たちのいる学校だった
セキュリティちゃんとしてるから難しいかなと思ったが事務所の社員証を見せればすんなりと入れてさすが2次元だななんて
ズカズカと突き進み迷うこと無くEveにあたえられたレッスン室には簡単に着いた。いやぁ顔がいいって使えるね!
ガラリと思い切り扉を開ければEveのふたりとひなたがいて3人はこちらを見た
冷たい空気と気まずい空気に息を呑むけどこんな子供たちなんて怖くない。
「なにがあったの。」
巴「んー、これは僕らの問題なんだね!部外者は引っ込んで・・・「ひなたに話があるの!黙ってて!」」
ふん!と彼の前に立てば彼は疲れたようにしていてしゃがみこむ
「何があったの」
「・・・おれ、Edenの曲作ってて・・・」
そこで黙り込んだ彼に眉を寄せれば後ろのほんのり日に焼けた男の子が口を開いた
漣「あー・・・なんつーか、その曲が盗作だったって話でして」
巴「ジュンくん!いくら身内だって言ってもユニットのメンバーじゃない人に言うなって言われたんだね!」
漣「えー?でも、なんかこの人大丈夫そうじゃないっすかぁ」
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作者名:ゆめの | 作成日時:2019年3月1日 15時