[男主]猫田くん2[オンエア]

猫田くんあたえられる ページ32

放課後、職員室に行けばやけに落ち込んだエメカレ達にあった



｢なにやってんのお前ら｣


佐和｢！Aか、ちょっと探してたしちょうど良かった。俺たちは少し学校でも練習できるようにレッスン室の使用許可申請してたんだ｣


なんでも聞くところによると今週のステージがズタボロでファンの人たちも2人来てくれたのに、苦笑い。もう二度と来ないだろうなと言う悲しい結果に終わったらしい。


雛瀬｢ファンの人は、お金を払ってまで来てくれたのに申し訳なくて｣


｢･･･雛瀬くんっていつも思うけどちゃんとファンのこと考えてるよね。

なんていうか、そういうところすごく好きだよ。

その気持ち忘れないでね｣



売れてくると当たり前と思う人が多い。人気なのは自分で周りが勝手に騒ぐだけだと。


でもファンがあっての自分でもあるのだと気が付かされたこともあるから。忘れないで欲しい


｢で？探してたのそんなくだらない理由だったらさすがに怒るよ。｣


冠｢くだらないって･･･｣


｢当たり前でしょ。失敗した事もファン2人を失望させたことも過ぎたこと。

それがスタートライン、それが悲しかったで終わりなわけないでしょ。そこからが大切なの。

それが分かってるから探しに来たんでしょ？｣



どうなの？といえば彼らは笑い頷いた



天｢Aは本当は心から優しい素敵な人なのに誤解されやすいんじゃないか？｣



｢優しくは無いけどね。まぁそれでもわかってくれる人と本気で向き合いたいから別に構わないよ。俺器用じゃないからから、音楽で伝えていく所存だし。｣


佐和｢Aらしいな、A先生に話しあるんだろ？それ終わってからでもいいよ、俺たち外で待ってるから｣


｢分かった。行ってくる。｣



荒木先生の元へと歩み寄れば何やら書類を沢山抱えていた


相変わらず忙しそう･･･



荒木｢！来たか、お前おそいぞ｣


｢しかたないじゃん。やけに難しい顔してるけどどうかした？｣


荒木｢ちょっと問題児共のな･･･いや、やめようお前変に首突っ込みそうだし｣



失礼な。まぁ楽しいことには首突っ込むけどね！



荒木｢今日呼んだのはまずこれだ。お前の入学してからの功績を認めて特例としてクラウンの称号を与えられることになった

お前の働きっぷりは前代未聞、各業界でも話題になってるしこの学園の名前を幅広く売ってくれたからな｣

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