猫田くん勝負を挑む ページ30
橘｢そっかー、霞くんもはっきり返事はくれなかったんだ｣
次の日の昼休みの出来事だった。央太くん、鈴先輩、ひかりちゃんと4人で屋上でランチを取っている中、2人で昨日の報告をしていた
鈴｢あの二人まさか楽屋で殴り合うとは｣
ガチャっと開いた扉、そこには霞先輩がいた
霞｢おー、こんなところにいた。探したぞ｣
当たり前のようにこちらに来て隣に座る彼にみんなが戸惑うのは仕方ないだろう
橘｢探したって、なんで？｣
霞｢なんでって作戦会議するんだろ？ミヤと、蓮さん説得するのに｣
橘｢かすみくん！やっぱりかすみくんは頼りになるよ！だてに無個性じゃないね！｣
霞｢無個性って言うのはやめなさい！｣
でもなんできゅうに？と尋ねれば彼は少し笑って答えた
霞｢俺も考えた。ユニット間の無駄な競争意識は確かにもったいないなって思う事がある
もしも本当に全校統一が出来て全員でイベントを出来るならちょっと面白いんじゃないかなって｣
橘｢よーし！ならなにやる？｣
鈴｢あの二人なら勝負事であるな｣
霞｢そう、あの二人に勝負をふっかけて特待生が勝てば･･･｣
何がいいだろうか。彼らに勝てること
｢ナンパ勝負！どう見てもあいつら童貞じゃん｣
霞｢コラコラ！関係ないことで挑めないだろ？｣
鈴｢肉戦なら･･･？｣
橘｢特待生！体力に自信ある？｣
ひか｢えっと、私そこまで無いです｣
｢じゃぁ俺やるよ。女の子にばっかり負担かけさせられないし。男同士なら言い訳できないしね｣
霞｢確かに、蓮さんには叶わないがミヤになら･･･｣
｢いや、蓮先輩にも勝てる自信あるよ俺。鍛えてるもん｣
おいなんだお前らその暖かい視線は！絶対信じてないじゃん！！確かに筋肉つかない体質だけどさ？！
雅｢ふーん、その勝負乗ってあげてもいいよ？｣
え？と声した方に目を向けるとそこには椿先輩がいて
見下ろされていた。
雅｢特待生達のその気持ちに答えてあげようじゃん。で？俺が勝ったら何をくれるの？｣
挑発的なそれにどうしたものかと考えた時だった
ひか｢それなら私、退学します｣
橘｢え？！特待生ちゃん？！｣
ひか｢Aくんだけに何かさせるわけに行かないですもん！｣
必死な彼女の発言にほんの少しだけウンザリした。
素人のお前の退学にどんな価値があるんだよと
これだからヒロインは嫌いだ
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はな - こんにちは オンエア初めて見るんですけどとっても分かりやすいです。めっちゃ面白いので、頑張ってください！！応援してます！！！！！ (2018年10月21日 19時) (
レス) id: ee2de468cc (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - テスト週間でスマホ没収されてて占ツク開けない間に神作品ありがとうございます！一気読み最高でした。これからも更新頑張って下さい！ (2018年10月3日 19時) (レス) id: afb06b4870 (このIDを非表示/違反報告)
ワイモイ - キタコレェェェェ！マジで最高！(*≧∀≦*)ゆめのさんは誰推し？私はミヤ推し！(ゝω・´★)更新頑張って！ｷｱｲﾀﾞｰd(⌒ー⌒)! (2018年9月30日 9時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
幽管の少女 - すごく面白いです。応援してます。あと、誤字見つけました 猫田君説得する？の霞の「うん。まあ慣れてるっちゃ慣れてるかな」のところが橘になっていますよ (2018年9月28日 23時) (レス) id: fe20b1e50b (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - すっごく面白いです！七緒とか志朗の話が見たいです！ (2018年9月28日 0時) (レス) id: 67441ac943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2018年9月23日 12時
