猫田くん逃げ出す ページ25
side佐和
佐和「で?なんで嫌なの?話してみなさいな」
5人で囲めば流石のAも逃げ場がないと理解したのかため息をついた
「この話題結構地雷系の話なんだけど。」
天「地雷?Aが爆発してしまうのかい?!それはいけない!」
冠「ちょwwwこの場合触れられたくない話題って意味ですぞ!」
あず«Aにもそういうのあるんだ»
「おいこら失言だぞ。本当にこの話題あんまり人にするの好きじゃないんだよつまんないし。面白味のない話とか聞きたい?俺は聞きたくないね!」
佐「誤魔化すのはやめろって。俺たちAに沢山助けられてるから俺達だって力になりたいんだ
もしかしたら力になれるかもしれないでしょ?」
ね?と顔を覗き込めば揺らいだ瞳。案外この子は押しに弱いのかもしれない。いいことに気がついたかもね
佐和「それに、おれAのことしりたい、理解したいんだ。力にもなってあげたい」
「お兄ちゃん気質かよ」
佐和「ううん、俺お前のこと好きなんだよね。好きな子を知りたいのって普通だろ?」
真剣に彼の目を見ていえば目がこぼれおちそうなほど大きく開く
「え、と・・・う、うん??」
佐和「もちろん恋愛対象としてだよ。男同士だから嫌か?」
その瞬間驚くほど彼の一気に顔が赤くなる
「は?!え?!ん?!ちょっと待って?!はぁ?!」
それは信じられないほど意外だった
だってどう考えてもこの子モテそうだし告白慣れてそうなのに・・・
天「佐和?!そ、それは本当かい?!」
佐和「あぁうん。男にこんなこと言われて嫌かやっぱり?」
「い、いや、そういう事は無い、ただビックリしただけ。えっと」
佐和「今は返事いらないよ。俺の気持ちわかってて欲しかったから言っただけだし。
そんな暇ないのも知ってるから。
ただ本当に俺がお前のこと好いてるのだけ知ってて欲しいだけだから。」
気にしなさんなと頭を撫でれば沸騰しそうな程さらに顔は赤くなりじんわりと涙が滲んだかと思うと彼はおれを突き飛ばした
「イケメンのばーか!頭冷やしてくる!」
バッと立ち去る彼に手を伸ばしかけたが、あれはきっと脈アリだなと今は逃がしてあげようと手を引っ込めた
冠「にしても本気ですかな?それならばお似合いですし!2人とも大好きだから応援します!」
あず«俺も»
天「僕らは佐和を応援している!ファイトだ!」
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はな - こんにちは オンエア初めて見るんですけどとっても分かりやすいです。めっちゃ面白いので、頑張ってください!!応援してます!!!!! (2018年10月21日 19時) (レス) id: ee2de468cc (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - テスト週間でスマホ没収されてて占ツク開けない間に神作品ありがとうございます!一気読み最高でした。これからも更新頑張って下さい! (2018年10月3日 19時) (レス) id: afb06b4870 (このIDを非表示/違反報告)
ワイモイ - キタコレェェェェ!マジで最高!(*≧∀≦*)ゆめのさんは誰推し?私はミヤ推し!(ゝω・´★)更新頑張って!キアイダーd(⌒ー⌒)! (2018年9月30日 9時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
幽管の少女 - すごく面白いです。応援してます。あと、誤字見つけました 猫田君説得する?の霞の「うん。まあ慣れてるっちゃ慣れてるかな」のところが橘になっていますよ (2018年9月28日 23時) (レス) id: fe20b1e50b (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - すっごく面白いです!七緒とか志朗の話が見たいです! (2018年9月28日 0時) (レス) id: 67441ac943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2018年9月23日 12時